改修、増築、改築する



21世紀の大きなテーマになりそうです

そもそも建築というものは、簡単に壊れてはいけません。

住宅はそもそも 『建てるもの』 です

住宅に 『購入する』 という概念が入ってきてから

世の中が少しオカシクなっています。

建築は商品ではありません。

故に、クルマのように買い換えたりするものではないのです。

ここを、しっかりとふまえないといけません。


最近の家は建ったときが一番キレイで、だんだんと汚れていき

20年ぐらい経ったら建て替える傾向があります。

これは、やはり 「家が商品になっている」 ということです。

本来の家は、建った時からだんだんと熟成され

味わいが増し、それと共に愛着が深まっていくべきものです。

そして、定期的になおしたり、増やしたり(増築)しながら

だんだん良くなっていくべきものなのです。

当然寿命もありますが、それは50年100年という次元でのことです。


しっかりとなおしながら住み継いでいくことは

これからの時代ますます重要になっていくでしょう