第46回文化財防火デー  2002.01.21 


 国重要文化財「近長谷寺」防火訓練リポート 

 昭和30年から、消防庁と文化庁の共唱により法隆寺金堂が焼損した日である1月26日を「文化財防火デー」と定めて、文化財防火デーを中心に、文化財建造物における文化財防火運動の一環として、全国各地で文化財関係者、消防関係者、教育関係者及び地域住民の協力の下に防災訓練が実施されています。

 多気町においても、1月20日(日)午前9時、松阪広域消防組合多気分署の指導のもと、地元消防団員、長谷地区住民による合同の消防演習訓練が、「近長谷寺」本堂にて行われました。

 午前9時、逵 昭夫区長により「(訓練)近長谷寺庫裏より出火、けが人2名」という想定による緊急通報訓練のあと、近長谷寺において、多気消防団第3分団長谷班による小型過般ポンプによる放水訓練が行われました。この日は昨年と打って変わって風もなく穏やかな天候の下で手際よく訓練が進められました。
 また、放水訓練の後は消火器による初期消火訓練を本番さながらの緊張感のもと熱心に行われ、住民たちは改めて防火についての認識を新たにしていました。

Photo:放水訓練風景 Photo:放水訓練風景
Photo:消火器による初期消火訓練 Photo:訓練後の講和

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