フォークコンサートin飯南町 (コンサートリポート) 2001.03.04 


 当日は、地元飯南町をはじめ津市、松阪市、飯高町、多気町、明和町、大台町、勢和村、宮川村、玉城町、小俣町など遠方から、わたしたちのボランティア・コンサートのためにお越しくださいまして、誠に有難うございました。
 「新しい音楽仲間との出会いを求めて!」と題して地域づくりへの支援を目的に開催させていただきました「フォークコンサート」ですが、多くの皆様方(仲間)と出会うことが出来ました。これもひとえにコンサートを支援いただきました皆様方のお陰と感謝申し上げております。とりわけ地元飯南町の「A&Lスタッフ」の方々には本当にお世話いただき感謝しております。
 コンサート終了後、行政の方をはじめいくつかの出演依頼もいただきました。
 私達のこうした地域づくり(文化おこし)活動を支援していただけるのでしたら、日程等が許せば、出来る限りお伺いしたいと思っていますし、これらの活動を通じて地域(特定の町でなく広域的なエリア)の活性化につながればと願っています。また、我々は、ひと昔まえの青年ですので、古い曲(60〜80年代頃)しかできませんが、次世代をになう子供達のためにも、新しい曲も少しずつではありますが取り入れていきたいと考えております。よろしければ、また、お声がけ下さい! どうもありがとうございました。 (出演者及びスタッフ一同より)


Photo:演奏風景(谷村あけみ)Photo:演奏風景(中西タカ子) 「フォークコンサート」
出演:フォークキャラバン

プログラム
(第1部)
 1.真冬の帰り道
 2.花はどこへ行った
 3.白い色は恋人の色
 4.七つの水仙
 5.加茂の流れに
 6.22歳の別れ
 7.神田川
 8.卒業写真
 9.さよなら大好きな人
 10.想い出の渚


(第2部)
 1.街
 2.私の子供達へ
 3.明日への旅立ち
 4.小さな想い出
 5.故郷の詩
 6いかつり唄
 7.近江の子守唄
 8.竹田の子守唄
 9.翼を下さい
 10.サライ

(アンコール)
 ・遠い世界に
 ・戦争を知らない子供達


 第1部オープニングは、グループサウンズのヒット曲「真冬の帰り道」を皮切りに、70年代のフォークソングの数々が披露されました。また司会がメンバーのリレー方式で進められ、個性の生かされたトークが面白かったです。
 おなじみかぐや姫のメドレーでは、多くの方が一緒に口ずさんでみえました。(フォークソングは永遠に不滅かもしれませんね)
 「さよなら大好きな人」では、女性ボーカルのさわやなハーモニーがとても印象的で、とても素敵でした。
 続く第2部の最初は、客席と一緒に歌うコーナーです。2曲用意していただきましたが、「街」は、京都の静かなたたずまいを歌ったもの。「私の子供達へ」は、親から子供達へ伝えるメッセージを歌ったもので、いずれも高石友也さんが歌った、「やさしく」そして「心に残る」歌です。
 リーダーの歌唱指導により進められ、会場の皆さんはさすがにフォークソング世代なんでしょうか?2〜3度歌っただけですぐ大合唱となりました。
 フォークキャラバンでは、こうした心に残る素晴らしい歌を、たくさんの人と一緒に歌うことが願いなのだそうです。
 またプログラムの中で、フォークキャラバンのオリジナル曲(3曲)が紹介されました。
 「明日への旅立ち」は、折戸さんと奥山さんのコンビで、「小さな想い出」では、谷村さんと奥山さんのコンビで、「故郷の詩」では、奥山さんがそれぞれ作られたそうで、その時の情景が目に浮かぶようで、またいずれの曲もとても素敵でした。
 さすがに、2部も後半になるにしたがって盛り上がりをみせ、最後の曲「サライ」が終わっても、会場から拍手が鳴り止まず、アンコールの声がかかりました。
 後で聞いてみたところ、最初は1曲しか準備していなかったそうですが、急遽増やそうということになり、それなら自分達の好きな歌を、ということで「遠い世界に」加えられました。
 会場では、それを待ちかねていたように、皆さんよくご存知で、ステージと客席が一体となった大合唱で、すばらしいエンディングとなりました。(N.N)
Photo:演奏風景(奥山高祥、森田篤)
Photo:演奏風景(折戸芳章)
Photo:演奏風景(奥山高祥)
Photo:演奏風景(中森茂樹)
Photo:演奏風景(木屋章)

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