サンスーンは、高校生レストランのまち「多気町」を中心に活動を続ける混声合唱団です。

第1回チャリティ・コンサート(リポート)

プロフィール及びコンサート概要

 2000年10月28日(土)多気町民文化会館ホールにて、結成以来念願であったリサイタルを、多気町社会福祉会と多気町教育委員会の後援のもと、第1回合唱団「サンスーン」チャリティコンサートとして開催されました。企画から裏方、はては司会まで、全て団員の手作りの自主運営で行われたものです。
 当日の目玉である、津市在住の声楽家“近藤悦子”さんのソプラノ独唱を織り交ぜ、約1時間半のそれは楽しいコンサートでした。(スタッフとしてお手伝いいただいた皆様、お疲れ様でした。)

当日のプログラム

○指揮:近藤悦子、ピアノ伴奏:谷口祐美
【オープニング】 歌のつばさ
【第一部】 水戸黄門、銭形平次、暴れん坊将軍、サザエさん、この木なんの木
【第二部】 旅立ちのとき、島唄、

【第三部】 (近藤悦子ソプラノ独唱)
  浜千鳥、小さい秋みつけた、月の砂漠、ねむの木の子守唄、野バラ、糸をつむぐグレートフェン

【第四部】 夜明けの歌、太陽がいっぱい、四季の歌、いい日旅立ち
【第五部】 初恋、私に人生と言えるものがあるなら
【第六部】 砂山、こがね虫、星に願いを、ミッキーマウス・マーチ
【みんなで歌おう】 赤とんぼ、ふるさと、紅葉
【アンコール】 風、見上げてごらん夜の星を

出演団員紹介

【ソプラノ】
 阿部乃里子、岡井一代、奥田千恵、門山敦子、熊谷恵子、中森綾子、西野のり子、百木みはる
【アルト】
 谷村あけみ、中西タカ子、永井与利子、丸林若菜、柳川瀬洋子
【バリトン】
 岡田卓雄、奥山高祥、折戸芳章、木屋 章


合唱団員及びスタッフからのメッセージ!

 三重の田舎の小さな合唱団ですが、コンサートを通じて団員が感じたことや得られた貴重な体験を、少しでも多くの人たちに知ってもらいたくて、また、これからコンサートを目指しているグループの方への参考となればと思い、コメントを掲載しました。私達の音楽(ボランティア)活動は、小さな試みかも知れませんが「夢は大きく!」、少しでも地域の音楽文化の向上につながればと願ってやみません。

メッセージ

舞台作りから参加できて楽しかったです。和気あいあいの練習を通して、少しでも技術的にも進歩して、おばあちゃんになっても歌いたいです!(N.A)
 チャリティコンサートを行うと決まってからは、みんなが普段にも増して練習に熱が入っていたように思います。その熱気と先生の魅力で、見事に盛り上がり成功できました。コンサートが終演するまで、学生の頃の文化祭の「ノリ」でとても楽しく、少し興奮気味でした。また、やりたいな…。(K.O)
 まさかコンサートできるまでになるとは思わなかった。毎回のレッスン楽しかったです。(N)
 発足当時より参加しておりました。歌は大好きで、下手なりに続けていてよかったと思います。これまでの集大成って感じでコンサートが出来た事、大変嬉しく思います。コンサートは中身が濃く大満足です。(T.O)
 合唱にまったく興味のない友達を、1回目のコーラス祭に誘いました。そして、今度のチャリティのチケットもまた無理やり押し付けてきてもらいました。そしたら次の日「じょうずになったなぁ」と言ってくれたので、そうか「じょうずになってるんだなぁ」と何だか少しだけうれしかった。(森のくまさん)
 たくさんお客様が入場していただきびっくりしました。自分達の手づくりのコンサートで満足でした。歌の紹介も一人づつ考えて、楽しさ倍増でしたよ。(K)
 「アカペラ」今までに経験のない事でした。呼吸をみんなと合わせる事が大変難しかったですが、息があったとき思わず「ヤッター」という満足感で一杯でした。まだまだレッスンを重ねてコンサート回数が増えるよう、悦ちゃん先生と一緒にがんばってね。(華陽)
 「ミッキー!」を練習した甲斐がありました。(M.M)
 曲の紹介もすべてメンバーで順番にやった事等によって、いつもと一味違って心地よい緊張感と共に、歌ってる自分があった様に思います。チラシ・ポスターの作成、チケットの発売、舞台の設定から会館の掃除を終わるまで、今まで「多気音楽協会」等でボランティア経験させていただいた事も役に立ちました。チャリティ募金も僅かながら、社会福祉協議会へさせていただく事ができましたし、みんなの笑顔をこれからの糧に、少しずつ曲目を増やし、紺大先生のすばらしい指導のもと、楽しい音楽に染まってゆきたいと思います。(A.T)
 楽しい先生と仲間達と楽しく練習し、あっという間に年月は相当過ぎましたが、なかなか自信もなくいつか自分達のコンサートを〜と思っていたのが、なんと念願かなって開催できた事ホントによかったです。コーラス祭などではせいぜい5〜6曲歌っていたのが、今回は20曲以上。3部の最後には、声も思うように出なくなりました。でも….やり遂げた満足感はみんな同じだったのでは?出来ばえもなかなかだったと思うのですが、それ以上に皆が楽しく出来た事が一番の喜びです。(Y.N)
 初めてのチャリティーコンサートだったので、心配しましたが始まってみるととても楽しかったです。きっと皆が力を合わせてやりとげたからだと思います。私達を指導して頂いた近藤先生や当日来ていただいた皆様に感謝しています。(Y.Y)
 年寄りで出来の悪い私でも、暖かい近藤先生や団員のみなさんのお陰で、すばらしかった第1回チャリティコンサートに出場でき、今幸せいっぱいです。お年寄りの方の入団大歓迎です!(T.O)
 録音状態が予想以上によかったので、胸を撫で下ろしています。リハーサルはあったとはいえ、この合唱団は「リハーサル」と「本番」では声の出方が違うので大変苦労します。でも正直、結果がよくて「ホッ!」とししました。また、配布したオリジナルCDも大変好評でした。「サンスーン」もようやくCDデビュー出来たんですからね。(DAT)
 たくさんの方に見に来ていただいて、とても嬉しかった。 もう一つ嬉しかったのは、団員の結束力です。見事にまとまっていました。 これが歌にも現れて、素晴らしいハーモニーとなり、聴衆を感動させました。 ほんとに、コンサートをやってよかったと思いました。 これからは、前にも増して楽しく練習をやってほしいです。 我々はプロでもなく、またプロになるのでもありません。練習日が待ちどうし くて、はやく先生に会いたい。こんな合唱団になってほしいです。(A.K)
 結成7年目にして、初めてのコンサートでした。何から何まで、経験したことのない緊張感、そんな中にコンサートが出来る満足感とで頭の中はパニック状態だったのかもしれません。いざ、オープニングの曲を歌い始めたら、今までの緊張感は、すっーとなくなり、7年間続けていてよかったなぁーと満足感のみになってました。オープニングからエンディング、そして会場の方との大合唱。予期もしてなかった、大きな拍手に応えてのアンコール、本当に不安と心配を抱えてのスタートしたけど、やってよかった充実感が溢れてきました。これも、ここまで指導していただき、引っ張ってきてくれた近藤先生にただ感謝、そして何よりも、忘れていけないのは団員一人一人のやる気が有ったからでしょう。(団長)