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アワードジャックはアワードハントを目的とするアマチュア無線クラブです。

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Award Huntのあゆみ(CHCからJAGへ)

CHC日本支部会員当時のQSL CHCは、1960年に米国のクリフ・エバンス氏(K6BX)が創設。世界のアワードハンターが続々と入会。日本支部(1967年発足)はチャプター41として、アクティブな活動で世界の注目を集めるようになった。(Aawrd Jackメンバーも個々にCHC#41日本支部会員として活躍)

 ところがCHC本部は、所在地のカリフォルニア州にできたIARS(国際アマチュア無線協会)の傘下に入ったころから状況は変わる。ドイツメンバーの脱会に次いでソ連の会員も脱会。日本支部においても、一部で組織乗っ取りの動きが表面化するなど取り巻く状況は一変した。


1977年8月香川県琴平に終結したサムライたち



 このことにいち早く懸念を表明したOM諸氏が、新たな組織を立ち上げるべく呼びかけを行い、1977年8月21日、旧CHC所属のサムライ(トップハンター)が香川県琴平に集結した。



 発起人のJA3NCZ、JA5MG、JA4JBZ、JA1EL氏を筆頭に、各エリアから集結した歴々のトップハンター総勢53名。名だたるOM諸氏の熱き行動に、あたかも戦国武将のサムライを彷彿とさせる決意が満ちあふれ、終始身の引き締まる思いであったのはいうまでもない。(三重からはJA2RJEとJR2UATが結集)

 熱い議論が戦わされた末、旧CHC日本支部からの脱会と新たな組織創設が決議。かくしてJAG(Japan Award Hunters Group)は誕生したのである。JAG創設に尽力され、日本のアワードハンター界に金字塔を打ち立てられた53名のサムライ諸氏に、あらためて敬意を表したい。
 余談であるが、のちにJAGから発行されることとなったAward「The Samurai」は、JAG創設に尽力されたサムライ諸氏にちなんで命名されている。

現在のQSL 現在、JAG(入会資格はJARL会員、一定の条件を満たしているアワードを30枚以上取得など)は、32年の歴史と658名の会員を有する日本有数のアマチュア無線クラブに発展している。会長はJR1DTN氏。

 JAG(Japan Award Hunters Gloup) Official site


Award Jackのあゆみ

1976年秋
Award Hunters Club 「Award Jack」設立
1977年2月
Award「2文字局交信賞」発行開始
1977年6月
Award「03Award」発行開始
1977年8月
Award「2文字1000局交信賞」発行開始
1977年8月
JAG創設のために香川県琴平に集結。JAG創設会員