熊野古道
紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)が世界遺産に登録されました。
展示と絵解きの実施
この様子は中日新聞三重県牟婁版に掲載されました。
また平成19年11月1日の伊勢新聞伊勢志摩紀勢版にこの曼荼羅について
大紀町文化財に認定される
熊野古道を目指す人が多くなりました。
熊野古道 三瀬の峠、滝原神宮等が當寺より車で10分程の位置に有ります。
展示と絵解き
お参りに来られる場合は前もって電話、メールを下さいね!
都合がつけば住職が熊野観心十界曼荼羅について簡単ですが絵解きを行い
ます。
住職の絵解き風景
通常の展示は写真パネルですがお彼岸時等に実物を展示する場合も有り
ます。又それ以外に10人前後のサークルでの申込み時は実物を展示します。
このような本物を見れる機会は滅多に無いと思います。
(絵解き、又実物展示の場合は維持保全のため拝観料を頂きます。 詳細は問い合わせ下さい TEL 0598-87-1248)
熊野観心十界曼荼羅概略
大きさ(外寸)は 横=145cm 縦=216cm
上部部には人間の誕生から死までを人生の山坂として描かれまた季節の移り変わりも描かれている(諸行無常)。
中部には閻魔大王、施餓鬼供養、賽の河原等の死後の世界が描かれている。
また心を中心に赤い線が放射状に引かれ仏界、菩薩界、声聞界、縁覚界、天界、人間界、修羅界、畜生界、
餓鬼界、地獄界の十界が描かれており入り口には赤い鳥居が建っている。。
下部には8大地獄絵が生々しく描写されている。目連尊者のお母さんが地獄の釜茹で串刺しになっているのには驚きました。
尚、此れまで40数点見つかっていますが全く同じ絵は無いそうです。似てますがよく見ると各々に違っているのが
特徴だそうです。
人生の山坂 閻魔大王の裁き
目連尊者と串刺しの母 施餓鬼供養
掲載されました。