お寺の紹介



寺院名(じいんめい)
しんしゅう たかだは すがわさん ほんらくじ
真宗高田派  須川山  本楽寺

寺 暦(じれき)…お寺の歴史
1.)慶長8年(1603[安土桃山時代])、一世:廓全(1625[江戸時代]寛永二丑九月十日往生当山開基)によって開基され、地元の念仏道場として法灯が保たれてきた。
当時は現在の西方、伊勢街道筋にあったとされる。

2.)五世:順教は元文4年(1739[江戸時代]元文四未十二月二十六日往生 80歳)、当山中興と記載有り。

3.)六世:義天も明和2年(1765[江戸時代]明和二酉二月二十六日往生 53歳御堂建立ノ師)によって寺は現在地に移築されたと推測。

4.)九世:法霖(文政三十二丑年六月十九日往生 98歳門及鐘堂建立)によって現存の寺観として整っていったと推測。

5.)十世:法寂(天保十一年七月十日往生 18歳)、涅槃像建立ノ師≠ニ記載有り。涅槃像は未確認。

【参考文献 其の一】
「三重県教育委員会編『三重の近世社寺建築』近世社寺建築緊急調査の報告」
【参考文献 其の二】
真宗高田派須川山本楽寺有縁之霊名記明治四十四年冬新調現住職光厳院高林梁天綴之「本楽寺歴代住職法号 大正三年度ヲ去ル慶長年間マデノ三百拾年間」(現存最古の過去帳・門外不出)
【参考資料】
本堂屋根葺き替え時に発見された位牌等(現存・門外不出)

2009年で開基406周年。
2009年で現在の場所に本堂が移築されて244周年。
2009年で山門が建立されて203周年。
2007年2月21日に山門の棟に張り付いていた板(棟板)を見つけました。杉材の板で風化していましたが墨書部分は薄く浮き出た状態で何とか読み取れます。
 歴代の住職 「須川山本楽寺之歴代住職」のページ。
現存最古の過去帳の最初のページに「歴代住職之法名」という記述があります。上記の「当時は現在の西方、伊勢街道筋にあった。」言伝えでは、川津波で本堂が水浸しになったため当時の過去帳を含む資料は現存しません。当山12代目の住職によって明治44年冬新調されたものが最古となります。

 お寺の所在地 …「お寺の所在地図と周辺地図」のページ。


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