工具は、近くにあるホームセンターを中心に少しずつ買い足していくような形で購入しています。が、最初から南海部品のプロクソン工具セットなどを購入したほうが、確実に安上がりです。(使わないサイズの工具もありますが。)
  現在販売している工具の企画としては大きく分けて3段階あります。ひとつはセットで980円というように安売りしている規格外の安物。もうひとつがJIS企画に準じたもの。このJIS企画というのは基準が古いものなので、それを越える良いグレードのもの(スナップオンなど)の三種類です。とりあえず安物はネジ山などをすぐにつぶしてしまうので避けたほうが無難と思います。私の場合は、田舎なのでホームセンターの品揃えも少ないのです。レンチはJIS企画のTOP、ソケットツールはKTCのスタンダードグレードのみといった状態です。それしかないので、必然的にその二種類の組み合わせを使用しています。
 セロー225(3RW1)の日常メンテで、最低限それっていればいいかなと思う工具は以下の通りです。私がやっているのは簡単なメンテのみですので、もっといろいろやられる方は、それなりの工具をそろえてくださいませ。
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コンビネーションレンチ
 同サイズのメガネとオープンレンチがセットになったもの。メガネは締め増しなどトルクが必要とされる場合に必要です。ただ、ワイヤーの根元にあるナットなどメガネでは使えない場所がありますので、そういった場合にはオープンレンチの出番となります。よって、これらが合わさったコンビネーションレンチが合理的となります。
 私は8、10、14mmを使っています。

メガネレンチ
 アクスルシャフトなどの強い締め付けが必要な場所にはメガネレンチが必須です。締めるナットのサイズが大きいものはトルクも強く締めるものがほとんどですので、17mm以上は両端でサイズの異なったものがついているメガネレンチを使っています。17/19mm、21/23mm、22/24mmを持っていますが、実際に使うのは17、22、23mmですね。

ソケットツール
 KTCのスタンダードシリーズのラチェットハンドルとエクステンション(T字型のもの)です。9.5spサイズを使っています。強い締め付けにはメガネレンチを使い、ソケットツールは使いません。ただ、作業効率を考えるとメガネなどは半周回すごとに一度ナットから外して付け直し、また回すという作業の繰り返しとなるので、ソケットツールも必須です。ソケットじゃないとできない箇所もありますし。ラチェットハンドルは回したときにベアリング部分があまりカチカチカチっと音がしないもののほうが良いみたいです。8、10、12、14、17mmと、ヘキサゴン(ヘックスとも言う)レンチ5、6mmをそろえています。

ドライバー
 セローは外装パーツ以外にもプラスネジが使われている場所が多いのです。ドライバーの先にもサイズがあって、違っていても回せる場合もありますが、ネジ山をすぐになめてしまいがちです。また、固着してしまったネジなどを外す際に、ドライバーの柄をハンマーで叩いてやるので、貫通ドライバーを選びました。
 サイズはプラスドライバーが1から3までの3種類、マイナスは2番のみです。メーカーはAnexです。グリップが木製の貫通ドライバーで強度もしっかりしています。叩くときに使うのでプラスチックハンマーも必要ですね。ハンマーは100均でもいいと思うのですが。

プライヤー
 メンテ中にいろんなものを掴んだり引っ張ったりと活躍するのがプライヤー。通常、車載工具などでおなじみのコンビネーションプライヤーではなくて、ウォーターポンププライヤーのほうが便利です。細かい部分の作業にはラジオペンチとかのほうがいいと思います。IPSのウォーターポンププライヤーを使っています。
 

他にもトルクレンチは1万円切るくらいのでいいのでぜひ欲しいですね。
ワイヤーへの注油にワイヤーインジェクター、
グリスアップするのであればグリスガン、
パンク修理、タイヤ交換用にタイヤレバー、ムシまわし、
チェーン交換にチェーンツールなど、整備にあわせて購入してください。

エアゲージ
 整備の基本はまず空気圧から!!定期的な点検のクセをつけたいものです。といっても、エアゲージは精度のバラツキがあります。スナップオンやマックツールズ、ASAHIなどが精度高いと評判ですが、いいものは高い。そこで、ある程度のものでも買って、バイク屋さんなどで測定してもらい、自分のゲージとどれだけ誤差があるか確認して覚えておけばいいかなと。

工具について 素人のたわごとですので・・・。

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