ヘッドライトが暗いので交換してみることにしました。89年式あたりのセローは現在主流の3Hとか4Hじゃない普通の12v30/30wなので高効率の同型品にかえるくらいしか方法がありません。私のはなぜか35/35wがついていました。
 ライトしたのグラブバー奥にある+ネジを外し、フロントフォークに固定されているゴムバンドを外し、ライトカバーをとります。
 古い球を押し込みながら左にまわして外し、新しい球をつけます。バルブは軍手などを使って取り扱いましょう。油分がガラス部分につくと高熱になって破損する恐れがあります。
 35wから30wになったわけですが、明るさは少し増した感じです。

ヘッドライト球交換  2006年9月30日

スパークプラグ交換  2006年9月30日

 プラグはセローが来てすぐに購入していたのですが、1年近くほったらかしていました。
 プラグ外した穴にゴミが入るとアウトなので、プラグ外す前にプラグ周りを清掃してやります。車載工具でプラグを外してみると真っ黒でした・・・。
 今回はデンソーのイリジウムパワーに交換してみました。このころの標準はNGKのD8EA、またはデンソーのX24ES−Uとなっています。
 指先で締め付けてから、レンチで締め付けます。トルクは1.5〜2.0kg・mとなってます。締め付けすぎに注意!!
 始動性がかなり良くなりました。いままで、チョーク目一杯引いてしばらく暖気していないと、チョーク戻した途端にストールしていたのがなくなりました。
 走りも確実に速度上がりました。いままでのプラグがこれだけ真っ黒なんで、それがいかんかったかな??

 セロー225はマフラーの排気穴の位置に問題があって、排気がナンバープレートにあたる位置に穴があるんです。で、排気がナンバーにあたってビリビリ音がするのです。緑カモさんがナンバーステーを上下逆にすると少し効果ありますよってアドバイスを以前にいただいたので、やってみました。
 結果は少しどころかかなり改善されました。これはいいです!!

ナンバープレートステー向き入れ替え 2006年9月30日

左:通常 右:向き変更後。微妙やなあ。

ナンバーの裏。排気があたるところが汚れています。

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 上記のような真っ黒にすすけているのはかぶりぎみです。混合気が濃すぎる(空気少&ガソリン多)、プラグの熱価があっていない、常用域が低回転、街のりが多い、エアフィルターが汚れている、キャブのセッティングがあっていないなどの理由が考えられます。
 熱価というのはそのスパークプラグの放熱度合いを数値化して示したもので、放熱度合い、つまり熱の逃がしやすさのレベルみたいなものです。この数字が大きければ大きいほど、スパークプラグ自体が熱を持ちにくいプラグ、と言うことが出来ます。熱価が高いとは熱を発散しやすい=プラグの中心電極は冷える=冷え型と言う事になり、熱価が低いとは熱を発散しにくい=プラグの中心電極は熱くなる=焼け型ということになります。熱価の高低は一般にプラグの番号の大きさで表されます。高回転で走るクルマには、熱を逃がしやすいプラグが必要となり、低回転で走るクルマには、熱を逃がしにくいプラグが必要となるのです。
黒くかぶり気味のようなら、熱価の低い「ホットタイプ(熱型)」に交換してみるのもあり。プラグにあるD8EAの8が熱価をあらわす数字。
 逆に、プラグの先が真っ白になっている焼け過ぎの状態なら熱価の高い「コールドタイプ(冷え型)」のプラグにしてみる。混合気が空気多&ガソリン少になっている、プラグの熱価があっていない、常用域が高回転、高速走行が多い、エアフィルターの空気抵抗が少ない、キャブの口径が大きすぎる、などが考えられます。