麻加江小萩林道(舗装路)、新藤越林道
小萩側から進むと、結構きつい斜度の登り坂&カーブがある。道は一部を除いて広いめの舗装路。車両は少ない。落石は麻加江側への下りに多かった。
獅子ケ岳733mを登山口へむけてひたすら山道を登っていく。
当日は工事現場があり、小型トラックがすごいスピードで下っていった。ガードレールはある。カーブミラーもこの手の峠としては多いほうだが、見通しわるく要注意。
少し登ったところで、左手に林道の案内板が。新藤越線とある。別項で紹介している藤越峠にある終点へとつながるようだ。
平成10年とあるから、こちらがわからの工事のほうが先のようで、けっこう延びていそうだ。途中までしか開通していないのはわかっている。当日は残念ながら工事により走行できなかった。期を見てアタックしたい。
あとはひたすら山の中の峠を上り下り。まだかいなあと思っていると、駐車場があらわれた。トイレもあって、看板には日の出の森とある。ハイキングコースや車で登っていける舗装路の先に展望台があるようだ。
駐車場からでも度会方面が見渡せる。宮川が蛇行して38号線と並んでいるあたりや、正面の低い山の向こうは玉城や明和町である。天気がよければもっといろいろ見渡せるだろう。
駐車場はドリフト跡でいっぱいだ。しかも熔けて飛び散ったタイヤカスもいっぱいある。こんなところまできてグルグル円を描いているようだ。
山を越えて展望台のあるこちら側にくると風をさえぎるものがなく、下界とは違いえらく寒い・・・。グローブをしているのに手がかじかみそうになるので下山した。
でもここからの景色があってくれるだけでも峠にきてよかったと思う。
展望台を過ぎると落石が増えた。あとは下るのみ。
5kmほど走るとT字路へでる。そこに麻加江小萩林道基点の案内板がある。左へいけば38号線、度会郡大紀町黒坂地区にでる。川を越えて少し行けば国道42号線。T字路を右へいけば同じく38号線、度会町の手前にでる。
小萩側の林道看板から18kmちょっとだったがけっこう長く感じた。