藤越峠

三重県度会郡大紀町小屋地区から度会郡度会町南中村まで
走行 2006年3月2日(木)

ユニオンマップ ツーリング関西(2005年)では一部ダートとあるが完全舗装路。

 勢和多気インターを降り、国道42号線を南下10分ほどの下楠交差点を左折。七保大橋をわたり道なりに38号線をまっすぐ進む。ひたすら奥へ進んでいくと写真のところまでくるので度会方面へ151線を進む。ここが藤越の入り口。冬場は積雪での通行止め、夏も台風によるがけ崩れなどで通行止め多い。
 民家をこえてからの車線は軽自動車1台分の狭い道。砂利や落ち葉、コケなどあり。少し進むと道はほんの少し広くなる。ガードレールはほとんどないので要注意。落石はあまりない。川沿いをグングンのぼっていく。
 途中に2本ほど廃道のようなガレた林道のようなものがあったが、今回は時間がないので見送り。というより私のテクでは無理そう。
 大紀町側は山の中をひたすら登っていくだけ。

  

 頂上付近に大紀町と度会町境をしめす看板あり。そこから登山道入り口もある。
 ここからは下りとなる。
 この看板をすぎるとすぐに新藤越林道の分岐がある。下中央写真、道をまっすぐ行けば峠を下る。左が林道入り口。
 案内板には終点とある。
 工事碑が何箇所かあるが、平成17年のものもあり、毎年少しずつの区間を工事して道をつくっているみたいだ。

 まだ新しい林道のようで、道幅も広く、比較的フラットであるが、それも入り口付近のみ。山を削った際の砂利がかなり深いところや、雨で土が流され、えぐられている部分もある。しかし、道幅もひろく初心者でも大丈夫。
 少し進むと右手に遠方の山が見渡せる。(左下写真)当日は晴れの予報であったがこの辺りでは雪がちらついていた。
 途中、先代ジムニーのお兄さんに会い、工事で行き止まりだよと教えていただいた。工事車両が止まっており、その先は行き止まりで道はまだできていなかった。ここまで入り口から1.7kmである。

 再び峠本道へ戻り、度会方面へ。度会町への下りは途中から川沿いを走る。
この辺りのは度会町の簡易水道取水箇所になっているので水はすごくきれい。そのために計画的に管理されている山らしい。きれいな流れをみているだけで心が癒されます。ゆっくりと走っていても気持ちいい。
 もちろん、川遊びや魚釣り、焚き火やゴミ、タバコのポイ捨てなんか厳禁である!取水場所じゃなくてもゴミのポイ捨てなどはいかんです。
 途中、何箇所か下写真(町楽線)のような林道入り口がありますが、立ち入り禁止なので通行できません。マナー・ルールは守りましょう!けっこうガレているので林業者の方も車を入り口に停めて歩いているようです。
 

峠も終わり辺りで川上線の入り口があるが工事中で通行禁止とある。林道とあるがおそらく舗装路だろう。

 当日、このあとに行った麻加江小萩林道でわかるのだが、林道 新藤越線は山を越えた向こう側の麻加江小萩林道途中と繋がるようだ。どうやらこの川上線の工事もその一環らしい。
 もし、開通すれば少なくとも3、4kmの林道になりそうだ。しかし、それも舗装されるのも時間の問題かと思われる。

151号線、藤越はこの後、少しいくと度会町22号線へ突き当たる。左へいけば国道42号や伊勢自動車道方面、右は南伊勢町道方へ抜ける。

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