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(芙蓉) アオイ科の落葉低木

真夏の境内に華やかな花をたくさんつけて楽しませてくれます。木が大きくなるのも速く、私の背丈を超える木もたくさんあります。大きな5弁の花は1日花。どんどん咲いてきますが、夕方には皆しぼんでいきます。この木の欠点は虫が付きやすいこと。住職は毎朝、朝課のあと、虫探しをしています。その年の気候によっては、虫に丸坊主にされることもあります。


サルスベリ

別名百日紅 中国原産 ミソハギ科の落葉高木

花の寺 大蓮寺住職が最も気に入って集めているのが、このサルスベリ
です。サルスベリの寺にしたいと、あちこち園芸店や、造園業者から買い
集めました。1本2000円ぐらいの小さな苗から、数万円する大きな木まで
(クレーン車で植えてもらいました)大小さまざまな木があります。昔から
境内にある木や、親戚からもらった木も合わせると約50本あります。真夏
の強い日差しの中で、次々と長い間花を咲かせてくれます。寺はお盆前
後は特に来客が多いので、この花は何よりのもてなしです。しかし天候に
は意外とデリケートで、期待したほど花が付かない年や、花期がずれ込む
年もあり、毎年気をもんでいます。気候が合うと秋には素晴らしい紅葉も見せてくれます。

薄いピンクの大木です


サギソウ

(鷺草) ラン科の多年草

檀家の方から鉢植えをいただきました。自然の造形とはいえ、白鷺
の飛ぶ姿にそっくりです。多年草ですが、手入れは意外に面倒で
毎年植え替えをしなければなりません。夏の涼しげな花を楽しみに
住職はこまめに面倒を見ています。