2008.2.10〜11: 白石湖のチヌ釣り



白石湖、1号筏でチヌヒット。。^^V
(チヌ41cm)


紀北町海山の白石湖(ロッジ山水さん)への釣行です。
今回は釣友Hさんと、10日、11日の2日間の計画を立てたんですが、9日に寒波襲来!沢山雪が降ってきました。
日頃の行いは良いはずなのに??まあ、すぐ止むだろうと思ってたのが大間違い。かなりの積雪になったんですよ。
私の車は4駆なので何とか行けますが、Hさんは未明からの出発は無理だと言う事なので私は先に出発する事に、、。
途中まで慎重に運転してたので時間が掛かり、一番船は無理でした。仕方無く、ゆっくり荷物を降ろして二番船を待つ事にしました。冬場の釣りなので慌てる事も無いですね。

初日、レンタンコンロを借りて、今日のポイント湾口の1号筏へ向かいます。
筏へは2人の方が先に乗られてましたが、竿が長い??五目釣りの釣り人みたい、、。ダンゴが入って無いので寄せ負けしないで済みそう。ラッキーかな。。^^V
先ずはダンゴを練って、アンコ入りダンゴを10個投下してから仕掛け作りを始めます。朝は風も無く、寒く無いので助かりますね。五目釣りの方はキビレを狙われてる様ですが、、アタリが無いみたいです。
冬場の白石湖で五目釣りは厳しい感じですが、以外とロクマルがヒットしたりしてね(笑)

最初は0.5号錘りでボケを落とし込んでみました。
、、、、。無反応。予想通り何も食ってきません。シュン
とにかく集魚有るのみ。ダンゴ釣りに集中してると、穂先が揺れてきます。ボラ?ウグイ?
ダンゴを突く魚が居ればチヌのヒット確率は上がるので、希望が持てますよ。。^^
8時を過ぎた頃から音楽放送が鳴ってきました。止まる様子無いし??その内放送でこの地区の牡蠣祭りが始まる事が分かりました。それにしても賑やかです。ちとやかましい感じですね(笑)
穂先が大きく入ったのでアワセると何かがヒット! 軽いのでチヌじゃ無いみたい、、。
上げて見るとウグイでした。こいつがヒョコヒョコダンゴを突くのかな。
その後、、良いアタリも無く時間のみが過ぎて行きます。
弁当船で横の1号カセに釣り人が乗られました。
11時過ぎにHさんから連絡が入って来たんですが、祭りの為に道路封鎖が有って渡船店に着くのが遅れたらしいです。あちこち回られて苦労された様子。かなり御立腹みたいでした(お気の毒様です)
お昼からはHさんも私の横で竿を出されます。
釣り座は湖奥を向いてるので左後ろから風を受けるんですが、北西風の強い日は、正面(湖奥方面)から突風が回り込んで来る事が有るので要注意です。
お昼からはアタリが少ない感じです。Hさんも同様みたい。午前中の活性は何処へ??
2時頃になって少しアタリが見えてきます。時合いかも、、。
ダンゴ着底後、1m程ハリスを這わせてました。アタリが無いので少しずつ穂先を上げて行くとコツと気になるアタリ。
少しずつですが穂先を押さえてきます。嬉しくて胸がドキドキ。
十分に押さえ込むのを待って大アワセ。ガツン!と乗ってきました。感触は間違いなくチヌです。
体が冷えて固まってるので、やり取りがぎこちなく成ります。
無事浮かせてタモ入れOK。オキアミの刺し餌で41cmのチヌをゲットです。。^^V
さあこれからだ。と、せっせと打ち返しますが反応はイマイチ。
たまにウグイの様なアタリのみ。殆どは無反応なんですよ。
本当に通りがかりのチヌが運良く食ってくれたみたいな、ラッキーな一枚でした。
帰りの船で隣のカセの方が年無しと中型チヌを2匹釣られてたのでビックリ。釣る人は釣るんだなぁ、、。
もっと修行せねばと反省して、一日目は終了しました。
釣ったチヌは、渡船店で借りたスカリに入れて桟橋の下へ吊るして置けるので助かります。

二日目は4号筏を予約しています。ここは湖奥に掛けられたポイントで、5号と6号カセに挟まれた真中に位置する筏なので希望が持てますね。ロクマルも6号カセで出てるし、5号カセでも良型がヒットしてるホットゾーンって場所かな。
この筏でも相乗り4人でした。私とHさん、他に2人の釣り人と同乗します。
朝一は皆さんキビレ狙いでボケの遠投や落とし込みなので、私は黙々とダンゴを練ってポイント作りから始めます。
寄せの効果が出るか、無意味に終わるのかは分かりませんが、、我先にとダンゴを杓で10個静かに落とし込みました。
1投目は0.5号錘りでボケを落とし込んで見ました。
ここも昨日と同じです。ボケがピクリともしませんね。何度かやりますが諦めてオキアミでダンゴ釣りに専念することに、、。
ボラの群游が見えてきます。居るんだなぁ。この頃から少し穂先に変化が出てきました。
活性はイマイチですがボラの様です。このアタリがチヌに変わってくれる事を期待して、ボラを釣ってしまわない様に打ち返します。良いアタリが出ないので、錘りを大きくしたり小さくしたり、遠投したりしますが出るのはボラアタリのみ。
8時を回った頃、5号筏でタモが出ます。大きいのが釣れた様で、記念撮影をされてるみたい(羨ましいなぁ)
こちらの並びはカセも筏もダメの様。午後からは殆どアタリも消えてきます。ボラは何処へ行ったんだ??
寄せ負けかなぁ。5号カセの方がボラをヒットさせていました。
私はダンゴの使用量が少ないのでダメかも、、。いつも平日釣行が多く、近くにライバルも居無くて少量のダンゴで十分チヌが釣れるので、自然とダンゴ量が減って来たんですが、土日釣行だと寄せ負けしない様にもっとダンゴを使わなければダメなのかも知れませんね。
4時頃にボケを触ってくるアタリが出ました。クッ、、ククッと穂先を押さえます。慎重について行きましたが途中でストップ。??しばらく様子を見ると又少し押さえてきましたが、アワセられません。私のアワセスイッチがONする前に離した感じです。尻尾を2cm位残して、スパッと食いちぎられていました。「アワセても掛からなかったか、針ハズレだろうなぁ」と諦めます。ハリスをもっと這わせてたら釣れてたかも。
竿下の海底に牡蠣殻がイッパイ沈んでて、ハリスが引っ掛かり易いのでトントン位で待ってる事が多いのが災いしたのかも知れないですね。

結局撃沈。。年無しを釣られた方を除いて、他の方も全滅の様でした。
真冬の釣りは甘く無いですね。本当に一握りの釣り人のみが栄冠を得る、厳しい世界の様です。
「分かっちゃいるけど止められ無い」のが悲しいチヌ釣り師の性ですね。

今回は2日連釣でしたが41cmを1匹のみで終わってしまいました。
前日の9日にはロクマルや年無しが沢山釣られてます。
10日の当日も横の1号カセで年無しと中型チヌが2匹釣られてますが、何故か私には41cmのみ。。
翌日の11日も近くの5号筏で52cmが早朝に釣れてるのに、我々の筏は素通りか?(笑)
まだまだ修行が足りない様ですね(クスン)

白石湖じゃ40cm位のチヌは小型ですね、、。ロクマルと比べるとベビーちゃんみたい(笑)

今回使用の竿は、がまちぬイカダ(硬調)1.5mです。ラインは3号。オーナーウルトラ競技チヌ針5号
餌はボケとオキアミと生サナギを持参しました。
ダンゴは10日、三重筏チヌと深場大チヌで、、11日はエサキチブルーステージに爆寄せダンゴと三重筏チヌをブレンドをした物で仕上げます。
集魚材にチヌスパイスと爆釣液少々に活サナギミンチ、細引きサナギ、アミエビ等でした。



by chinuzoo

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