白石湖のチヌ釣り　1.11
(チヌ25cm と50cm / 2匹)

今回は釣友のHさんと一緒に紀北町海山の白石湖（ロッジ山水さん）へ初釣行しました。 白石湖は以前から行きたかった場所。距離が遠いのと、釣り期が真冬と言う事も有り躊躇していたんですが、今年は暖冬なのでHさんと行って見る気になりました。 ４時半前に出発しエサキチで餌購入。玉城インターから高速で大台まで行きます。その後は４２号線で海山の白石湖まで直行です。到着は６時頃。白石湖周辺にはチヌ釣りの渡船店が数件有りました。 私達の行く山水さんは、一番奥で、引本トンネルの手前に位置します。受付でお弁当と練炭コンロの予約をしました。寒い時期、コンロは必需品ですね。 待合所には60cmオーバーの魚拓や、年無しチヌの魚拓が数多く掲載されています。思わず見入ってしまいますね。ここで余りにもゆっくり見ていたので、一番船が先に出ちゃいました。あちゃぁ取り残された・・（笑） 釣りポイントは湾口、中央、湾奥の３つのゾーンに大別されています。私とHさんは最も湾奥に有る筏へ渡してもらいました。私は北側、湾奥向きへ釣り座を構えました。Hさんは南側、湾口向きで釣られます。 釣りの支度をしていてビックリ！　湖面に薄氷が張ってるんですよ。それが湾奥の方から私の方に向かって流れてきます。まるでワカサギ釣り？　筏の上も霜が降りて光ってるので滑りそう。周りを山に囲まれた盆地になってるのでかなりの冷え込み状態ですね。こんな寒い所にチヌが居るんだろうか？？半信半疑でスタートでした・・ 先ずはボケを0.5号の錘りで落とし込みます。 すると海面下にタナゴの群れが一気に湧いて、刺し餌を食ってしまいました。魚の活性は有る様ですね。一先ず安心。 ２号錘りを付けて遠投します。これでも底まで持たないので、４号にしました。ちとやり難いモードに入ってきます。底は牡蠣殻が多く落ちてるので、引っかかり易くてラインに傷が付きます。小マメに要チェック。 底では殆どアタリが有りません。ムム。寂しい、、暇じゃ、、。 Hさんの方は時々アワセを入れられています。底で餌を取られるそう、、。羨ましいなぁ。 モーニングは無理みたいなのでダンゴ釣りに移行。海水も冷たくて手がかじかんでダンゴ作りも手間取ります。山に囲まれてるのでなかなか太陽が照らず、日が射し始めたのは９時頃。 ムキ身の牡蠣を試すと小さなアタリで取られました。餌取りかな、、？　牡蠣の再投入ではもうアタリが無い。 底では殆どアタリませんし、餌もそのままの状態が長く続きましたが、１０時頃からボラのアタリも出始めます。 ようやくチヌ釣りらしくなってきました。ボラさえ居れば何とかなるかも・・ フワフワアタリの中に何かが餌を取っていきます？？これは希望有りだぞ。 餌をローテーションしながらセッセと打ち返しました。水深が7m前後なので錘り無しの完全フカセです。 ハリスを50〜80cm程度這わせます。 お昼からはオキアミを中心に攻めました。最近の白石湖ではオキアミが最も実績が有ります。 ２時頃から少し潮が動き出しました。右前から左下へ緩く動いてる感じです。 ２時半頃、ボケがスパッと食いちぎられています。これはチヌかも、、 オキアミも取られました。いよいよか時合いが来たか・・ ３時頃でした。ダンゴ着底後、ボラをかわす為に緩ませていたラインをそーっと張ってみました。刺し餌のオキアミはダンゴから抜けています。刺し餌が浮く直前位にコツ、、。 続けてコツ、コツ。少しずつ穂先でついて行きました。少し上向きに上げていた竿を徐々に手首で下げます。 穂先が海中に吸い込まれて行くのを見届けて大アワセ。ズシン！！と竿に乗ってきました。 かなりの引きです。年無しかも、、ラインの強度を信じてポンピングでグイグイ巻き上げます。右下に一発強烈な突っ込みが有りましたが、何とかこちらを向かせて一気に浮かせました。タモ入れも決まり、50cmゲットです。。＾＾V その後もチヌの気配が有ったので頑張ったんですがイマイチ、、。餌を取って行くんですが食い込まないんです。 ４時半頃、ようやく穂先を押さえてきたアタリを取って25cmのチヌをゲット！　これもオキアミでした。 それを最後に、後は良いアタリも無く納竿する事にしました。 Hさんは湾口向きに釣り座を構えました。 今年初の年無しチヌゲットです。 ちょうど50cm。 久しぶりの魚拓なので嬉しいです。。＾＾V ＊ チヌの胃袋の中にはオキアミとアケミのムキ身と砕かれた殻が入っていました。まだ丸貝も使えそうな感じかな・・ 白石湖は最高ですね。また近々釣行したいと思っています。 Hさんは今回残念でしたが次回のリベンジに期待してますので、また一緒に頑張りましょう。 今回使用の竿は、がまちぬイカダ競技用1.6mです。ラインは2.5号。がま改良チヌ針5号 餌はボケとオキアミ、牡蠣のムキ身を持参しました。 ダンゴは三重イカダチヌと深場大チヌをブレンドした物です。集魚材に活サナギミンチ、細引きサナギ、アミエビ等でした。

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