三重県 宮川八十八ヶ所巡拝案内 龍渕山汲泉寺 編纂
はじめに!
私たちが子供の頃は近くのお寺は恰好の遊び場でした。
そして誰もがよく集う場所でもありました。
しかし今では少子高齢化や過疎化などの影響でほとんどの寺院は葬儀や仏事のみを行う場になりつつあります。厚い信仰心で参詣するのはもとよりですが、仮に信仰心を切り離しても長い歴史を持つ寺院を見せていただくだけでも心の安らぎを感じるられるのではないでしょうか。最近、四国巡礼が再び注目されているようですが、私たちの住んでいる近くにも素晴らしい寺院が多くあります。いちど訪ねられてはいかがでしょうか。
そんな思いで先人の足跡を辿りつつ宮川筋の寺院を紹介させていただきます。そのため現在は廃寺となり存在しない寺院もありますがご理解下さい。なお訪問される場合は各寺院や周辺住民の方々のご迷惑にならないようマナーはお守り下さい。また当ページは特定の宗教、宗旨・宗派を推す事を目的としていないことを申し添えます。
最後に当ページの取材にあたりお世話になりましたご住職様や道案内をしていただきました方々に心よりお礼申し上げます。合掌
※宮川は三重県中南部、大台ヶ原を源流として伊勢湾に流れる全長約90kmの一級河川です。
八十八カ所の寺院はその宮川流域に点在しますが、巡拝ルートの一部は旧熊野街道を辿っておりますので、宮川の流れからは少し離れた多気町、玉城町の寺院も選ばれています。
| 1番 | 汲泉寺 | 2番 | 釈迦堂 | 3番 | 龍翔寺 | 4番 | 不動堂 |
| 5番 | 西光寺 | 6番 | 大渕寺 | 7番 | 医王寺 | 8番 | 阿弥陀寺 |
| 9番 | 薬師堂 | 10番 | 太陽寺 | 11番 | 観音寺 | 12番 | 江月寺 |
| 13番 | 大通寺 | 14番 | 宝林寺 | 15番 | 報恩寺 | 16番 | 昌徳寺 |
| 17番 | 天徳寺 | 18番 | 清水寺 | 19番 | 丸山堂 | 20番 | 清涼寺 |
| 21番 | 養国寺 | 22番 | 永福寺 | 23番 | 與禅寺 | 24番 | 宗林寺 |
| 25番 | 滝原院 | 26番 | 宝積寺 | 27番 | 光寂寺 | 28番 | 龍雲寺 |
| 29番 | 永徳寺 | 30番 | 慶雲寺 | 31番 | 観音堂 | 32番 | 長源寺 |
| 33番 | 稱名院 | 34番 | 観音寺 | 35番 | 透光院 | 36番 | 宝泉寺 |
| 37番 | 慶林寺 | 38番 | 神正寺 | 39番 | 阿弥陀寺 | 40番 | 神照寺 |
| 41番 | 吉祥寺 | 42番 | 西導寺 | 43番 | 智禅寺 | 44番 | 正清寺 |
| 45番 | 千福寺 | 46番 | 珊瑚寺 | 47番 | 円光院 | 48番 | 阿弥陀寺 |
| 49番 | 普賢寺 | 50番 | 金剛座寺 | 51番 | 寿正院 | 52番 | 宝蔵寺 |
| 53番 | 福全寺 | 54番 | 広泉寺 | 55番 | 随泉寺 | 56番 | 龍華院 |
| 57番 | 廣善寺 | 58番 | 龍雲寺 | 59番 | 60番 | 永昌寺 | |
| 61番 | 圓鏡寺 | 62番 | 光徳寺 | 63番 | 石佛庵 | 64番 | 永寿寺 |
| 65番 | 円満寺 | 66番 | 廣泰寺 | 67番 | 68番 | ||
| 69番 | 70番 | 地蔵院 | 71番 | 72番 | |||
| 73番 | 74番 | 75番 | 76番 | ||||
| 77番 | 78番 | 79番 | 80番 | ||||
| 81番 | 82番 | 83番 | 84番 | ||||
| 85番 | 86番 | 87番 | 88番 | ||||
| 番外 | 神宮寺 | 納筆の詠 |
※ 各ページに記載した詠歌は大正10年11月4日から唐櫃区 汲泉寺七世住職 法雲密成和尚が、同区出身中村儀助氏と
ともに宮川筋の各寺院三十三ヶ所を巡拝「御納経と詠歌」を奉納されたものからの出典です。(「宮川村史」平成6年3月発刊、より引用)
また記載の札所番号は編纂された汲泉寺保存の資料をもとにしたものであり各寺院の格式等の序列、上下関係等とはまったく関係ありません。
なお本尊名及び短冊の記述は出典を尊重する意味から出来るかぎり原文を忠実に記載(一部修正)しましたので、もし間違いがありましたらお許し下さい。
(また所在地のカッコ内の記載は同じ理由で追記致しました)
大正10年頃の主な出来事
プロレタリア文学運動始まる。 原敬首相刺殺。 高橋是清内閣発足。 皇太子、摂政となる。 ヒトラー、ナチス党々首に!
関東大震災(12年) 紀勢東線、相可口(現、多気駅)〜栃原〜川添〜三瀬谷間が開業(12年〜14年)など。