DINO-MEDIAS

 

インタビュー企画第1回は、DJ Birdcallこと小杉 亘さんに話を伺いました。

 

Profile:

小杉 亘  

DJ名は Birdcall(バードコール)。

CAKRA-DINOMIXの主催メンバーであり、イベントの企画・運営・出演を行っている。地元愛と広い人脈をイベントに生かし、今後の若者の音楽活動や、地域活動を牽引するグループの主軸である。

 

CAKRA-DINOMIX開催の経緯を教えてください

 

運営メンバー達とは、松阪市の宝塚古墳公園で出会いました。即興で音楽を奏でる「Freestyle Haniwa Ship」というイベントがきっかけです。もともと知っていたメンバーと遊びに行ったところラプタやユブネや寛治に会いまして。参加者が地元飯南町近辺ばかりだったので、次に何かするときには地元でできないかと。


当初は電源を使わないでやろうという案もありましたが、提案にあがったリバーサイド茶倉に問い合わせたところ、電源も使えるということがわかり、丁度よいステージもあったので茶倉での開催が決まりました。大自然の中で音だしができて、しかも利用しやすい料金なので最高の環境です。

 

このイベントではどういったテーマを掲げているのでしょう

 

まずは、健全にということです。開催の時間帯が昼なので、未成年も参加できます。楽しく平和に、ドープに。
次にDIY精神を大切にしていて、機材は持ち寄りです。音響機器については、地元の人脈を頼りに、音響機器をたくさん所有している方から借りることができました。
次からはステージのデザインも自分達で作っていこうと考えています。創造力を駆使したステージ作りを目指しています。そして僕達は即興のセッションをきっかけに知り合ったので、参加者なら誰でも参加できるセッションの時間を設けています。このセッションもイベントのテーマの一つです。

 

イベントを終えてどうでしたか

 

 一回目としては大成功でした。こじんまりとしている割には最先端の音楽が流れていて、片田舎のイケてる時間でした。知り合いの客がほとんどだったので、知らない人もたくさん来てくれるようにしたいです。

 

 

全く別の企画としてゴミ拾いが行われましたが、どのような経緯だったのでしょう

 

峠の道を通るとゴミが目に付くんです。CAKRA-DINOMIXを通してみんながまとまってきている感覚がありましたし、何か社会の役に立つ良い事をしてみたいと前々から考えていたので、ゴミ拾いなど良いのではないかなと。健全な音楽イベントからクリーンな活動に繋がればいいと思いました。一人が企画を提案すると、「やろややろやの精神」でみんなが乗ってくる。この感じが運営メンバーのとても良いところです。

 

実際にゴミ拾いをしてみてどうでしたか

 

すごいゴミ。予想以上でした。
地域の高校生とかも参加してくれてあがりました。

 

メンバーの反応はどうでしたか

 

良かったんじゃないでしょうか。ただ、いろいろ説明不足で、どの程度まで清掃するとかも決めていなかったので足りない部分もありましたが。拾い始めるとみんな真剣な表情で粗大を掘り起こしていました。似た自然環境で育った者同士、地域にかける想いは皆同じなようです。

 

今後も清掃はしていくのでしょうか

 

もちろんです。音楽イベントがなくなっても清掃は続けます。
今回時間が無くて峠から茶倉までたどり着けなかったので、茶倉にたどり着くまでは続けたいです。

 

メッセージをどうぞ

 

この活動の広がりを通じて地元で眠っている逸材に目覚めて欲しいです。ヤンキーの街に別れを告げ、おしゃれな街でそれぞれの楽しみを見つけて欲しいです。

 

2013.2.4

 

 

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