なにかと戦う 宇宙 ・ 未来 ・ 別世界
(俗にSF)
ちょっと泣いた ちょっと笑った 精神世界・インナー系
1 TOKYOフィス 1 マトリックス 1 スモーク  1 Mrダマー 1 キューブ
2 BULLET BALLET 2 ガダカ 2 北の国から  2 フェティッシュ 2  π 
3 フロムダスクティルドーン 3 ターミネーター 2 3 サトラレ 3 ギャラクシークエスト 3 ドニーダーコ
4 パルプフィクション 4 2001年 宇宙の旅 4 ちゅらさん 4 小林サッカー 4 マルコビッチの穴
5 酔拳2 5 V : ビジター 5 ヘドウィク アンド アングリーインチ 5 フルモンティ 5 鉄男 
6 グラディエーター 6 ゲーム 6 ビッグフィッシュ 6 アナライズ ミー 6 ロストチルドレン
7 スパイキッズ 7 コンタクト 7 あの夏一番静かな夏 7 クールランニング 7 カンパニーマン
8 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 8 スターシップトゥルーパーズ 8 Shall we dance 8 Oh、ブラザー 8 ザ セル
9 9 スターゲート 9 天使にラブソングを 9 お葬式 9 時計仕掛けのオレンジ
10 10 10 聖者の行進 10 家族ゲーム 10 オープンユアアイズ
11 11 11 マジェスティック 11 11 イグジスティンス
事件・殺人 アニメーション 癒され 不条理系 その他
1 羊たちの沈黙 1 新世紀エバンゲリオン 1 119 1 バーバー 1 er 
2 シリーズ7 2 AKIRA 2 無能の人 2 ダンサーインザダーク 2 ウィスキー
3 メメント 3 MIND GAME 3 バグダットカフェ 3 ゴーストワールド 3 ロスト
4 オールナイトロング 4 鉄コン筋クリート 4 アメリ 4 man on tha moon 4 人生は時々晴れ
5 5
ベルセルク
5 静かな生活 5 ジャンクション 5 バタフライエフェクト
6 SAW 6 MEMORIES 6 茶の味 6 ヴェラ・ドレイク 6 アダプテーション
7 7 Zガンダム 7 海辺のレストラン 7 狂い咲きサンダーロード 7 ナイト・オン・ザ・プラネット
8 8 千と千尋の神隠し 8 8 es 8 ヒューマンネイチュア
戦争反対モノ 古いのに新鮮 ええ感じにヤクザが出てくる 青春 愛とか恋とか
1 スリーキングス  1 ハスラー 1 弾丸ランナー 1 クロスロード 1 チョコレート
2 クリムゾンタイド 2 タクシードライバー 2 ポストマンブルース 2 トレインスポッティング 2 恋の門
3 僕らはみんな生きている 3 さらば青春の光 3 MONDAY 3 リリィ・シュシュのすべて 3
4 4 野獣死すべし 4 キッズリターン 4 プロゴルファー織部金次郎 4
5 5 5 殺し屋イチ 5 どついたるねん 5
6 6 6 GONIN 6 青春デンデケデケデケ 6
7 7 7 いつかギラギラする日 7 喧嘩の花道  7

このコーナーは完全なるヤマデイヌ個人趣味(浅め)で作られた個人記録のようなものです。なので、あーとかこーとか言うな!

オススメなヴィデヲあれば教えてほしいです。みんなで情報を交換し、来たるべき時に向けてステイタスアップしましょう。

ヴィデオでドン
ヴェラ・ドレイク【2004、英・仏・ニュージーランド】

「親として何かと不憫だった娘に念願叶い、婚約にまで漕ぎつけた祝いの日。同席の弟夫婦にもやっと子供ができると言う二重の喜びに、戦前・戦後と片寄せあって生きてきたドレイク一家にとって、まさに至福のときを迎えたのだった。しかし人生とは皮肉なもの。警察が訪れたところからドラマの様相は一変する。妻のヴェラは、家政婦の仕事の傍ら、身寄りの無い老人や体の不自由な人の家を訪ねては、身の回りの世話をしてやっている。家族の前でも鼻歌まじりでいつも明るく振舞う彼女。この家族の生活感をリアルに捉えたM・リーの演出法は的確であり、後々のドラマに説得力をもたらしている。とりわけ冒頭からの一連のシークエンスは、ヴェラの性格や歩んできた人生までもが一瞬にして透けて見えるほどだ。だから「堕胎の手助けをした」という事実は「秘密」であっても、どこまでも「嘘」のない純粋な女性だという事が良く分かる。確かに軽率であるが悪気は無く、違法という後ろめたさはあっても罪の意識は薄い。警察に踏み込まれた時に見せる彼女の困惑顔がそれを物語っている。“なぜバレたの?”と。動揺を隠せない彼女が最も恐れていたのは「罪を犯した」事よりも「家族に知られる」事である。何かが音を立てて崩れていく。事情のまるで飲み込めない家族の戸惑い。粛々と職務を遂行する警察。三者三様の構図のスタンスを保ちながらドラマはにわかに緊迫感を帯びてくる。しかし映画は、当時の時代背景や貧困層に対する社会問題、そして「彼女たちの罪」といった事には深く立ち入ろうとはしない。それは「家族のあり方」と「人間の絆」を描きたかったに他ならないからである。ヴェラの優しさと有難さは家族以外の人々も十分認識していると信じたいし、多くを語らずとも息子を諌める父親の毅然とした態度には胸が熱くなる。こういう時にこそまさに人間性が問われるのである。本作は、ストーリーも然ることながら、巧みな構成力による緻密な日常描写、そして演技人たちの確かな演技力で稀に見る見事なドラマを構築している。とりわけI・スタウントンの迫真の演技は瞠目に値するほどの凄みを感じさるものであるが、一方、決して紋切り型でなく、終始冷静で人間的な温かみを感じさせてくれるウェブスター警部を演じたP・ワイトも忘れがたい。久し振りに本物の映画を観たという印象を受けた。それほどに実に見応えのある作品だ。」(みんなのシネマレビューから抜粋)

→ 個人的に好き!

→ 普通にオススメ!

黒字 → 洋画
赤字 → 邦画

今年借りたビデオ、たまに映画館。2007
今年借りたビデオ、たまに映画館。2008
今年借りたビデオ、たまに映画館。2009