Comment page 2011.1.1 renewal


My ちょこっと Comment

雷桜
  (2010)


 映画のチェックが本当に恥ずかしながら疎かで、これも昨年公開されてるの知らずにいました。なので番組表眺めててなんとなく雰囲気で、内容もキャストさんたちも知らずに録画しました。

 でも観始めたら おもしろくて、江戸時代の孤独な若殿様 清水斉道(岡田将生)と、さらわれて山の中で育てられた雷=庄屋の娘 遊(蒼井優)に芽生えた身分を越えた純愛物語なんだけど、それぞれにとっての人生の物語でもあって、斉道の愛に見放された生い立ちから今の彼に残る心の痛みが堪らなく切なくて、雷の生い立ちも衝撃的で 家に戻った彼女が遊としてどう生きていけるのか 彼女にとっての幸せがどこにあるのか、心を揺さぶられることあれこれで これいいな〜って思えて、この先どうなるんかな〜って見入ってました。遊の兄で、次男なのでお城に奉公に上がったのか あることがきっかけになり斉道の家臣にまでなった瀬田助次郎(小出恵介)が とってもいい存在感でした。

 終盤ちょっと展開の無理やり感?があったかな〜。あんなに斉道や遊に頑張らせなくてよかった気がしました。切なさが かえってしぼんでいっちゃった。ラストはそのうちに読めちゃった通りだったね。まっいいんやけどね。この映画、UKIUKIは楽しめました! (〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜2011.11.21より転記)