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My ちょこっと Comment

イングロリアス・バスターズ
INGLOURIOUS BASTERDS   (2009)


 第二次大戦末期のフランスを舞台にした、ナチスへの復讐劇。それはヒトラーほかナチス高官が一同に集結するというチャンスを得て、虐殺の生き残り女性による復讐と、ユダヤ系アメリカ人で組織されたナチス虐殺の特殊部隊による作戦が、同時に合体したかたちで繰り広げられることになります。

 初めから終わりまで ずーっと緊張感があって見入ってしまいました。なんていうか、映画を観てる〜!!って感覚がすごくしました。構成や映像にメリハリがあって、物語の展開が分かりやすいし退屈しません。目を背けたくなるシーンがあちこちにあるのはまあクエンティン・タランティーノ監督ですから。さて、凄まじい復讐劇の裏側で、あら〜取引きが成立しちゃった。ラストの瞬間は後味よくないんですけど、この物語はどんなふうに結末を迎えても後味はよくならないだろうとも思います。 (〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜2011.3.4より転記)