Comment page 2008.9.19 renewal


My Short Comment

ウォーリー
WALL・E   (2008)


 人類が宇宙に脱出した後も700年間、荒れ果てた地球でプログラムされたゴミ処理作業を続けている 一人ぼっちのロボット”WALL・E”が、ある日やって来た探査ロボット”イブ”に恋をします。
 観ていくうちに、これは環境問題や人類の行動がどうこうって内容や描き方を突き詰めるとあれこれ・・おもしろくないな〜と思って、UKIUKIはひたすらウォーリーに注目して楽しみました。

 なんたって、ウォーリーが地球上にいて作業してるときや住処で、孤独なんだけど楽しそうに暮らしているところが大好き。長い年月の間に感情が芽生えてきたんでしょうね。几帳面なんだけど、いっぱい遊び心があって、ゴミの中から お気に入りの物を分別してコレクションしてるの。何に使うの?ってガラクタだったり、なるほど!って物も、何かの植物の新芽が宝物のようだったり。ミュージカル映画のビデオを見ながら、登場人物のように何時か誰かと・・って夢見ている様子は、やっぱり人(?)恋しいのよね。ゴキブリくんの存在が何気に救いのようだったり。それからイブに出会って、ますます仕草の端々に感情が出ててね、パントマイムを観ているようって思いました。白いハイテクロボットのイブは、見た目に似合わず凶暴なんだけど、それにもめげずにウォーリーったら、もう可愛いやら面白いやら、胸キュンしちゃいます。

 ところが、取って置きの”植物”を見せたらイブは、それを回収し突然ロケットがやって来て宇宙に連れ去られていきました。さて、ウォーリーもロケットにしがみついて・・・。宇宙での展開は、まぁふつうのアニメって楽しさでした。 (Comment2009.6.18)