Comment page 2008.9.19 renewal


My ひとこと Comment

K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
(2008)


 1949年日本は、酷い格差社会。帝都には富裕層だけを狙って窃盗を繰り返す、怪人二十面相“K-20”が出没していた。貧しい層のサーカスで曲芸師をしている遠藤平吉(金城武)は、ある日見知らぬ男に 羽柴財閥令嬢の羽柴葉子(松たか子)と名探偵 明智小五郎(仲村トオル)の結納の儀を写真に撮るよう頼まれ、報酬をめあてに引き受けたところ、それは平吉をK-20に仕立て上げる罠だった。

 日本という場所も時代も特定されているけど、社会情勢や物語は架空のお話。どこかで観たような要素があれこれな気もするけど、それについてずいぶん批判している感想をチラッと見かけたんですけど、UKIUKIは全く問題なし。レトロな雰囲気を醸し出すも、すっかり架空なその世界を、ややこしいこと何も考えずに楽しむことができました。どの登場人物も、キャスティングがぴったりだと思いました。ほどよいユーモアとたっぷりのアクション。おもしろかった〜!!(Comment2009.9.2)