ホノルル行き1980便に携わる操縦士、キャビンアテンダント、グランドスタッフ、整備士、管制官・・・、それぞれの立場で、飛行機を安全に飛ばすため、またトラブル時の対応など、そこにいろんなお客も絡んできて、航空業界の舞台裏をたっぷりのユーモアを交えつつ いろんな方向から描いていました。
　皆が必死の思いで定刻に離陸させた1980便が、トラブル発生のため引き返してくることになります。折しも着陸時に東京上空を台風が通過するもよう。操縦するのは機長昇格のため最終訓練に挑んでいる副操縦士の鈴木和博（田辺誠一）、皆が恐くて緊張させられる機長で教官の原田典嘉（時任三郎）の下、山崎麗子（寺島しのぶ）をリーダーに 国際線デビューの新人斎藤悦子（綾瀬はるか）らキャビンアテンダントたちが奮闘し、地上ではそれぞれのスタッフが自分の持ち場で懸命な姿を見せてくれました。
　心地よく とっても楽しめました。どこまでリアルなのか？ 表に見えてる言動の可笑しさなんかはともかく、かなりリアルなんじゃないかな！？ そして、ユーモアを押さえて つまんなくしたとして いろんなシーンを切り取れば、日常茶飯事なんじゃないかと思ってしまうような臨場感。結果、飛行機は安全に飛んでいる！のでしょうけど、なんだか ちょっぴり怖くなった気も・・・（爆） （Comment2009.7.3）