黒人たちの低所得者向け団地で４歳になる息子を後部座席に乗せたままカージャックされたと、助けを求める白人女性のブレンダ・マーティン（ジュリアン・ムーア）が現れる。現場に精通し、住民たちからも人望を得ているロレンゾ・カウンシル刑事（サミュエル・Ｌ・ジャクソン）が捜査を始めるが、行き詰る。本部の方針は、団地内に隠れている犯人を炙り出すというものだが、ロレンゾは違う可能性を探ろうとする。
　人種問題が絡み、しかもブレンダの言動に なんともイライラさせられる展開で、観心地あんまりよくないな〜。そして　真実が明らかになっていくわけですが、終盤　ロレンゾには、なんていうか・・うまくいかない人生への優しさがあるな〜と ふと感じて救われたような気がしました。 （Comment2009.6.18）