ディズニーによるアニメと実写の融合作。セルフ・パロディやミュージカルなど、いろんな要素を盛り込んだファンタジック・コメディでした。
エドワード王子（ジェームズ・マースデン）と運命的に出会い結婚することになったプリンセス ジゼル（エイミー・アダムス）は、王位を手放すまいとする魔女のナリッサ女王（スーザン・サランドン）に騙されて 井戸に突き落とされ、這い出した先は現実世界のニューヨークだった。場違いな格好で変な行動してるジゼルは誰からも相手にされず途方にくれていたところ、弁護士のロバート（パトリック・デンプシー）とその娘モーガンに救われ、彼らの家に転がり込むことに。そして大騒動を繰り広げ、おまけにロバートの再婚相手は誤解をして怒ってしまうし。やがて王子も彼女を追ってやってくるが・・・。

　ジゼルって本当に純粋だし、おとぎの国（アニメーション）だと可愛らしいんだけど、現実世界では 滑稽で いちいちイライラさせられちゃう。ちなみに王子もおとぎの国では素敵でも、現実世界では全然かっこよくないよぉ。前から書いてるように 突然みんなで歌って踊りだすのってUKIUKIあんまり〜なんだけど、まぁそれは ちょこっとでよかったわ。これって、楽しめているのかいないのか・・・と思いながら観ていて、そのうち まさかの四角関係。ラストのダブルハッピーエンドは、どちらのお姫さまが幸せかしらん？ ディズニーにあるまじき展開だったような・・・皮肉なユーモアを楽しむ大人のファンタジック・ラブストーリーだったのかも！と思って納得しちゃったのでした。（Comment2009.9.2）