My Short Comment


 『スクール・オブ・ロック』を便乗鑑賞しました。そのあまりにハイテンションで観客にも引かれてしまうパフォーマンスをしでかすために バンドをクビになったデューイ・フィン(ジャック・ブラック)は、お金のために友人に成りすまして名門小学校の教員になります。彼がそこで子どもたちを巻き込んで繰り広げるロックンロール・コメディってことなんですが・・・。

 彼が お利口さんな小学生たちに叩き込むロックの精神は、”ロックの本質は反抗だ”ということ。ロックって、元々はそうだったんでしょうね。でもそういうことはともかく、デューイ自身と彼のロックの自己中さかげんにうんざりしてしまい、笑えるはず(?)のところで笑えなかったです。でもまあ、最後は子どもたちの作り上げたロックで、子どもたちも校長も父母も心を解放することができたところが見所でしょうか。それでも最後まで中心でロックしてるのはデューイというのがUKIUKIにはしっくりこないけど、たぶんこの作品のコアなファンはデューイこそが見所なんでしょうね。

 こういっては何ですが、これ本編より特典の方が面白かったです。また特典見ると、これトロント国際映画祭に出品された映画のようで、わりと評価された映画だったのでしょうか。 (〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜2008.3.26より転記)