My Short Comment


 『リバティーン』を観ました。17世紀英国に実在したロチェスター伯爵こと詩人のジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)の、自由奔放に生きた短い人生を描いた物語。
 彼はある日、芝居小屋で見かけた若い女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)に心惹かれます。彼女の隠れた才能を見抜いたジョンは、彼女の演技指導を申し出るのでした。この作品、観てても楽しくないやっていうような嫌なシーンがいっぱいあるんですけど・・・。色気や狂気に満ち溢れ傍若無人な自信家ジョンが終盤見るに耐えないくらい堕ちていく様を演じたジョニー・デップと、女優としての才能を開花させていく姿が見事でそのプライドとジョンへの気持ちの変化を演じたサマンサ・モートンを堪能しました。ほか国王チャールズ二世(ジョン・マルコヴィッチ)の心の動きが見て取れてよかったな〜、ジョンの妻(ロザムンド・バイク)の愛情も心に浸みました。(〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜2007.1.31より転記)