My Short Comment


 『幸せのちから』を観ました。原題”THE PURSUIT OF HAPPYNESS”の綴り間違いは、わざとなんですね(笑)
 セールスの仕事が上手くいかず、妻に逃げられホームレスにまでなりながら、一流証券会社の無給研修生として悪戦苦闘の末チャンスをつかみ、その後 億万長者になったというクリス・ガードナー(ウィル・スミス)の まさにアメリカンドリームなお話です。
 といっても描いていたのは、半年間の研修後に たった一人だけの正社員採用となりチャンスをつかんだところまで。見どころは、どんなに苦境に立たされても クリスは息子のクリストファー(ウィルの実の息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスが演じています)をけっして手放そうとはせず、二人で夢を追いかけようとする父性愛と 父子の絆でしょうか。あんな状況で顧客をつかんでいく手腕が凄い! でも5歳の子どもって もっとグズグズ言ったり手がかかってどうしようもなくなるんじゃない? とかいろいろ思うけど、実話だというのですから納得するしかありません。
 地味なシーンがず〜っと続いて、ラストにも華やかさを見せることはなく クリスがクリストファーを抱きしめるところが、ハリウッド映画としては我慢したな〜と思いました。(〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜2007.10.22より転記)