喰女-クイメ- (2014)


◆公開前に・・・

〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜から転記

4月 16日
【喰女-クイメ-】が昨日から?動き始めたみたい。公式サイトができて、コンテンツはこれからというスッキリさ(笑) 公開日が8月23日(土)などと、特報だけがUPされてますね。わっ伊藤さんも・・・。
ネットのニュースの方が情報出てるし。「四谷怪談」を現代化した内容らしいってどんなのかと思ってたら、舞台「真四谷怪談」を演じる役者という設定で長谷川浩介役 市川海老蔵さんと後藤美雪役 柴咲コウさんが、虚構と現実の境目が怪しくなっていっての恐怖を描いていくホラーのようです。
伊藤さんは美雪の元カレ役!? 物語にどんなふうに・・どれくらい・・絡むんでしょ?? 特報のあの後、あっけなくいなくなっちゃうの? それとも引きずる? 引きずってもらいたいもんです(笑)←(追記:劇中劇と現実とは違いましたね〜)


6月 29日
・・・・・
【喰女 -クイメ-】公式サイトがリニューアルされて、情報あちこちに出てきてますよね。ホラー映画ってそんなに怖い気がしないUKIUKIなんやけど、これはかなり怖そう〜〜〜楽しみっ! ”鈴木順(伊藤英明)のアシタ”気になりますよ知りたいですよ監督〜! そやけど劇場情報見てショック。近くでやんないよ。遠いよ〜。。。(わぁ〜い・・追記:公開劇場追加されてるよ!)


7月 13日
次のドラマや新作映画が気になりつつ、【 WOOD JOB!】終了するまでにもう一回観たい!ってことで、・・・・・
ヨキさんがこれからも神去村の山で働き、子供を育てて、いろいろあって、おじいちゃんになっていくのがあたりまえに思えて それがとっても幸せに思えて、これからも神去村に行ったら逢えそうな そのリアルな存在感の伊藤さんのヨキっぷり☆に 改めて感激しました!!
【喰女】の鈴木順と劇中劇の宅悦、【罪人の嘘】の笠原卓也は、ヨキさんとのギャップや それぞれのギャップがまた堪んないんでしょうね〜。。。


【監督】
三池崇史
【キャスト】
伊右衛門/長谷川浩介(市川海老蔵)
民谷岩/後藤美雪(柴咲コウ)
宅悦/鈴木順(伊藤英明)
・・他


◆映画を観て・・・

8月23日
祝【 喰女-クイメ- 】本日公開 でした〜!!
初日の初回を最寄りのシネコンで観ました。今まででいちばん小さなシアターでしたよ><; お客さんも少なかった〜・・エッ、そんなにマイナーですか?これ。。。 それはともかく、UKIUKIは楽しめました。
宅悦 よかったわ〜☆ 鈴木順という役者は凄いね☆ あっ伊藤英明さんが凄すぎなんやん☆ 
特に劇中劇のはじめのシーンでいきなり宅悦の醸し出す雰囲気ったら〜☆ あの喋り方も声までも 初めてお目にかかった人やったし! 新鮮やったわ〜!!

あとは また〜


改めまして・・・
かなり怖そうなホラーだと予想してたけど、見ためについては劇中劇の映像に怖さは感じなかったし お岩さんグロテスクでもなかったわ。だって怖いけど劇やもんって気がして〜。でも劇中劇の映像には見入ってました。「真四谷怪談」のお話や、役者さんの演技や、舞台のセットや特殊メイクも芸術って感じで、舞台を映画の中で観るっていうのおもしろかったです。
現実シーンではラストの瞬間はギョッ★としたけどね、原作ではバッグに入れてたよね。それと美雪が赤ちゃん探すとこも・・・★ 血だらけで這ってるのはもう平気(笑)

よくありがちなキャーキャー騒いでるホラーではないから、平然としている奥にある”怖さ”に思いを巡らせながら観ていられたのがよかったです。
美雪が浩介との関係に不安感や嫉妬心をつのらせていって壊れていく・・・。それというのもいつの間にか劇中劇の人の思いや思惑が現実を浸食してきてるのか・・・。っていうか、観ているUKIUKIも時々曖昧になってしまってることに気づいて、アレッ?と思うのでした。
順のセリフにもあったけど、美雪は浩介の〜あんないいかげんなヤツのどこがいいんやろね。原作で感じられた美雪の浩介への目線や揺れ動く想いのようなとこ、正直映画では随分端折ってると思いました。電話の向こうに花火の音が聞こえなかった(ですよね?!)のも、その前の遣り取り無かったからか〜って思ったりして。そんな隙間を無意識に埋めながら観てたような気がします。原作読んでなかったら、不安感や嫉妬心がつのっていくのをそれほど感じられなかったような気がするんやけど、どうかなぁ。。。

伊藤さんの演じる鈴木順は、軽く役者やって適当に生きてそうでいて 実は美雪を気遣ったり 凄い役者なんだっていう 味のある存在感の人物でした。「真四谷怪談」の舞台で見せる 宅悦って人物は、あの時代ほとんどの盲目の人は弱者だったと思うけど 彼は五感や知恵を働かせて したたかに生きている。伊藤さんが話されてた「実は人を見下している。」という生き様が醸し出される存在感にドキドキ☆して、その演技にドキドキ☆して、けっして好きになるような人物ではない宅悦に なんとも魅せられました。