最も遠い銀河 <TV> (2013)





〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜に書いた「最も遠い銀河」関連のところを転記してます。(一部編集あり)→→



















鑑賞後の↓Comment↓
最終更新 2013. 2. 22









































































































◆【最も遠い銀河】を 観るまでに・・・

***2012年***

6月26日より転記
『最も遠い銀河』(2013年放送 テレビ朝日系2夜連続ドラマスペシャル)に伊藤さんが桐生晴之役で出演!!
昨日発表があったそうです。先日タイトルを垣間?聞き、原作本はお取り寄せしてあります。どちらも英友さんのおかげで嬉しい情報を追っかけてます。いつも感謝です♪

公式HPもUPされてますね。お写真の伊藤さん、最近撮ったんでしょうけど大輔もハスミンも全くその影はなく 桐生仕様の伊藤さん☆ですね。撮影はブレ猿のプロモーションもですがハスミンと平行していた時期もあるようですけど、ヘアメイクで違いを出してるっていうだけでなく、眼差しとか雰囲気とか何気に・・っで全く別人なのが凄い☆ 主演の渡誠一郎役 三浦友和さんが「この物語の本当の主人公は桐生だと思っている」と言ってくださってて嬉しい〜。桐生という人物には”壮絶なる悲しみと純愛に彩られた、 奥深い人間ドラマが隠されて”(ストーリーより)いるんですね。それを元刑事の渡が解き明かしていくサスペンスのようです。

Amazonの原作本商品説明は 桐生晴之照準で書かれていますし、ほかネットで拾い読みした内容を読むだけでも、もう涙が・・胸に込み上げるこの感覚。伊藤さんは絶対この役がいい!って思っていたので よかった〜。すっごく期待しちゃいます。
実はそろそろコメディーもいいかな〜なんて内心思ったりもしてたのですけど、喜んで撤回、いえ延期しちゃいます。
なんとなく千種梯二郎の人生と重なるような印象もちょこっとして、キャ〜〜〜UKIUKIのツボやん!!! 伊藤さんの醍醐味☆を味わえそうな人物がまた一人・・桐生さんに逢えるのを楽しみ〜に待ってます。作品中に占める登場シーンが いっぱいありますように〜。

さて、原作本をボチボチ読みたくなってきました〜・・が、目の前の大輔くんにおもいっきり盛り上がりながら、ハスミンにギュッと心の奥を掴まれていて、今UKIUKIは容量いっぱい状態やわ〜♪ 桐生さ〜ん、ちょっと待っててね。贅沢なこと〜。。。

6月29日より一部転記
「最も遠い銀河」の原作本、なんと文庫本4冊というボリュームなんやもん、今読み始めても集中できないよ〜、ややこしかったらついていけないかも〜、なんて心配で・・・。でも気になるぅ〜、ちょっとだけね、どんなかな〜って読みかけたら、続けて読む暇もなく ちょこちょこ読みでも ややこしくない〜。ってことで読んでます。
桐生さんが過去を語るところなんか 泣けちゃって。桐生さんのあれやこれや観たいシーンがいっぱいやし。どんどん展開していって、おもしろいです。でもまだ1冊目も終わってないやん。これから先が長いよね。どうなってくんかな〜?!

7月3日より一部転記
「最も遠い銀河」の原作本、2冊目に入ったところでストップやよ。まぁまたゆっくりと読むわ〜。

8月1日より転記
いつの間にか8月になってるやん! ここんとこ暑い日常がしんどいよ〜って日が続いてましたが、でも熱いブレ猿が嬉し楽しい今年の夏。。。ほんとうはもっともっと観に行きたいけど、夏休みはかえって行きにくいウチ事情ではありまして、でもまぁ上映ができるだけ長く続けばまだまだ何度か観たいです。
ってことで、今はブレ猿っ! 大輔くんっ!な気分なんやけど〜 何故か邪魔することなく存在し始めたハスミン☆ なんかね〜彼のことが”凄く怖い”と思えなくなってきたというか、裏の顔を見せたときの”凄い怖さ”を期待してたんだけど 憎みきれない気がするっていうか、もっと違う感覚で彼を観るような気がしてきました。実際観たらどんなかな〜。期待感がいっそう大きくなってます。
そして時間はあるけどブレ猿にチェックインできない〜ってときに、これまた邪魔し合うことない気分で「最も遠い銀河」読むの再開。素敵〜なハル☆が目の前に浮かびます。でも切なくて泣けてきます。あと1冊あるし、物語の始めの方だったかで、あ〜これは命取りになるかもしれないと思った伏線があったし・・と、この先を想像すると心配で、結末はどうなるんでしょ〜。。。

8月19日より転記
「最も遠い銀河」の原作本、読み終えました。ずいぶん長い日にち かかってしまいました。ゆっくりじっくり桐生晴之に心のなかで逢っていたかった。まるで目の前にいるかのように、伊藤さんのお顔やお声やお姿で目に浮かんでましたもん。

ハルが生涯を賭けて守ろうとした愛や友情 そして生涯を賭けて叶えようとした夢だったけど・・・。終盤もまた切なくって涙々々でした。
読みながらずっと予想してた通りの結末でした。ハルが全ての真実を明らかにすることを決意することになったのは彼の優しい人間性が変わることなくあったからだと思いました。それは嬉しくもあり もどかしくもありでしたけど、もしかして違う結末もあるのか・・という願いは叶いませんでした。ハルの歩んできた人生には他の選択肢はなかったんですね。。。

過去を思い起こしても終盤からラストまでの展開でも印象深く心揺さぶられるシーンの連続ですが、渡誠一郎との遣り取りから茜との決別や李京愛とは大切な言葉を聞かずじまいで・・・そんななかで、読み終えた今 桐生晴之らしい☆と思って心に焼きついてるのは サンライズ実業の会長である茜の祖父との最後の遣り取りです。対応次第で或いは何らかの手を使えばうやむやにできるかもしれないのに、いえできなくてもそのうえで成功していく道もあるかもしれないと思ったりもするけど、決意を曲げないばかりか、ハルがいちばん憎んだであろう茜の兄の真実について、そこで”嘘”をつけるハルの優しさ、もう人を傷つけないという強い思いに胸を打たれました。そのときの会長の無念の言葉には、全てを許せる桐生晴之への親愛の情があったと思います。

ハルが生まれてから美里と過ごしてきた日々、友人や親友たちとのかかわり、努力と才能で築き上げてきた建築家としての道、そして茜との出逢い、彼の生涯を賭けた夢の実現が加速すると同時に揺らぎ始め・・・桐生晴之の生きざまを見とどけた、あっ読みとどけた?今、余韻で胸が苦しいです。ドラマで観たら いっそうでしょうね〜。。。


12月26日より転記
「最も遠い銀河」(テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル)の番組サイトがリニューアルされてますね!! 2月2日(土)・3日(日)の夜9時〜 ハルに逢えますね〜☆
ハスミンにどっぷり〜から やっと容保様も気になる〜と 今お二人で心の容量イッパイイッパイのところに、すごく気になるけど待っててね、ゆっくりね、と心の中でお預けってさせてた UKIUKIのツボど真ん中は間違いなし!!!の 桐生晴之☆が一気に浮上。サイト見てたら原作の端々を思い出して もうドキドキと切なさでいっぱいに・・・。この気持ちをどこに置いといたらいいの〜?!。。。

12月28日より一部転記
朝から何度となくついつい「最も遠い銀河」のサイトで予告動画を観ては、振り返りざまのハルの表情にドッキン☆ 痺れてます〜!!



***2013年***

1月8日より転記
【最も遠い銀河】サイトに、前からあった予告に加えてメイキング映像もUPされましたね。
桐生晴之さんのあれこれが垣間見られて、それだけでも素敵すぎ〜☆ もぉ〜〜〜それだけでも切ないです〜!!!

1月14日より転記
「へその曲げ方」を読み始めたけど、ここんとこちょい忙しかったし、夜は目がね〜ボヤボヤ〜って読み辛くなるのでパス、ってことでなかなか読み進めずです。さて今日は午後が空いたよ〜! でもまっ「へその曲げ方」はまたボチボチと・・。ドラマ観るまでにもう一度読みたいと思っていた「最も遠い銀河」の2回目読み始めました。

1月18日より一部転記
【最も遠い銀河】なかなか進まないけど、ゆっくり浸ってます。
クリスマスイブに新宿の夜景を眺めながら・・・堀峰にハルが語っているところは もう涙が止まりません。。。その後もハルが美里を想ったり語ったりのところにくると、すぐには先に進めないです。
そんな想いと淳介への復讐心を胸に秘めて、美里との約束を果たすために、どんな手を使っても・・!? したたかに・・!? 成功を目指すハルにまたドキドキ☆しちゃうわけです。
ドラマでそんなハルを観るのが楽しみやわ。ところが、邪魔者がね〜 もぉ〜〜あっちにもこっちにも プンプン!! 行き着く先を、結末を知っているのでよけいに 切なく思ってしまったりも。。。
ドラマではハルと美里の回想シーンどんなふうにあるのかしら〜? 美里の面影を感じながらの清家茜とのシーンはどんなかしら〜? あっ昔のダチとの絡みも好きなんよね〜。。。

1月28日より転記
今日は【最も遠い銀河】完成披露試写会がありましたね。

私は家で原作本読んでました。2回目の今回は、はじめて読んだときより進まないです。
『光の中を歩くために必死に生きてきた』ハルなのに・・・切なくて 切なくて 切なくて・・・泣きすぎて目の周りがヒリヒリ痛い、胸も痛くて苦しいです。。。
ドラマでハルに逢うのがすごく楽しみなんだけど、早く観たいような、でもずっと終わらないで観ていたいのに 終わりが来るのが嫌だから 始まってほしくないような、複雑な心境です。


































































































































***** キャスト *****
  渡誠一郎(三浦友和)
  桐生晴之(伊藤英明)
  江畑美里(蒼井優)
  清家茜(蒼井優)
  李京愛(中村ゆり)
  早乙女薫(小西真奈美)
  渡良一(平岡祐太)
  木島浩(池内博之)
  堀峰次郎(石井正則)
  葛城美希也(永井大)
  渡鈴子(風吹ジュン)
  清家淳蔵(津川雅彦)
  吹田衛(佐野史郎)
****************


◆観ました・・・
▽はじめに・・・OA直後、思いつくままの 〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜
***2013年***

2月2日より転記
【最も遠い銀河】(前編)の放送、観ました〜!
あっという間の2時間でした。展開が早いなと思いつつ、そのうちに原作そのままじゃない構成で お話とか人間関係のニュアンスの違いもけっこうあって、ドキドキしながら すごく緊張して観てたような気がします。はたしてこれがUKIUKIの中でどんなふうに絡み合い組み合わさって心満たされていくのかと楽しみでもあります。
清家茜のタクシーを見送った後に ハルの表情が変わっていく・・あっ!いいな〜☆ なんて思ってたら、その他もハルの渋い表情がいっぱい。ハルは原作より したたかな印象やったけど、UKIUKIには いっそうツボ☆な感じやし〜。もぉドッキドキ〜&ゾクゾクしちゃって堪りませんったら〜!!!
えっっっ『美里を殺したのは俺だ』って!?どうなってるの?
『もう後戻りはできない・・する気もない』ズキ〜ッ★ ついつい梯二郎の想いが過ぎってしまうUKIUKIです。。。が、ハルの心の芯にあるのは、美里への愛ですよね?!
っで浩が「・・・日陰のことは俺に任せろ」ってね、浩とのシーンも好きやし〜たっぷり観たいと思ってたら、あら〜浩があっけなく清家淳介への復讐を・・なのにこれまたあっけなくバレてるし。
なんていうか、ひたすら切なさが心に充満してきた原作とはちょっと違って、新鮮な緊張感ある人間関係やら駆け引きやらを感じるハルの表情に見入って魅せられます。泣きっぱなし〜やったのが、ドラマではドキドキしっぱなし〜になりました。
さて、この先どう展開して結末に行き着くのか気になります。でも今からなんかもう苦しい気分に・・・。

2月3日より転記
【最も遠い銀河】前編リピートしながら改めまして・・・
昨夜は、正直ちょっと戸惑いのようなものを持ちつつも、深い想いの詰まったハルを生きてる素敵な伊藤さんに逢えて すご〜く嬉しかったです。
リピートすると、明らかに美里を殺したのはハルとは別人ですし、やっぱりハルは"自分のために美里は命を縮めることになった"という思いなんでしょう。
早い段階(前編)で浩が淳介を殺して(追記:違ったけど・・)自ら命を断ち、ハルの淳介への恨みにドラマの内容的に区切りをつけて、浩との友情関係を引きずることについても同様なのかな(追記:後編観たら違ったけど・・)。復讐心を心に秘めてのハルも、過去の友情を切り捨てないハルも、私にとってハルに魅せられ切なさをふくらませる大切な要素だったし、それに美里との過去のシーンもすごく観たかったのにあんまり無くて、残念だな〜って思いはあります(追記:これまた・・・)。
でも、これだけ内容が豊富で複雑に折り重なる原作を限られた時間で描こうとするのですから、ある程度内容を絞っていかないと全部は無理なんでしよう。
それで、渡が桐生を追い詰め、桐生は逃れようとする。渡は余命宣告を受けて人生やり残したことにどうしても決着をつけたい。ハルは美里との夢を叶えるため、サンライズ実業のホテル事業のコンペに勝たなければならず、なんとしても捕まるわけにはいかない。そんなお話を中心に展開していくのかな。
渡がドラマの早い段階(前編)にハルの存在を知り、自分が追い求める犯人と疑いを持つ展開ですもん。
さて、この先どんな人間ドラマが繰り広げられていくのか。なんたって後半のハルが、益々楽しみになってきました。

2月3日より転記
【最も遠い銀河】(後編)の放送、観ました〜!
やっぱり余韻は 切なさでいっぱいです。。。
後編は大筋では原作を辿りつつ、こう来たか! こう来たか! と見応えある駆け引きシーンだったり、ハルの思いや想いが溢れるシーンだったりが満載で、そんなハルに痺れました〜☆ すごくよかったです!! 観たかったシーンも挿入されていたりして、気づいたら重厚でありながら切なさに包まれていく素晴らしいドラマになっていたと思います。

他の誰とも心の奥では解り合えずに必死に生きている者どうし、本当に解り合える者どうしの ハルと李京愛が心通わせ語り合うシーンには泣けました。でも、あとは涙一粒もなしにドキドキして観てました。
会長、お見事! 桐生の全て?を知ったうえで、「桐生を守る」と言ってのけました。
それなのに・・・
光あるところで必死にのし上がろうとしながら、時に自分が何処にいるのか迷っていたハルが、最後に選んだ居場所は・・・やっぱり。。。。。
終盤はもう涙がとまりませんでした。
ハルと美里の光は遠い銀河で寄り添って輝いているのね。安らかに・・・と思いたいけど、
今、そしてこれからもずっと、ハルの人生を振り返っては 遣り切れない思いでいっぱいになるんやわ〜。。。


▽改めまして・・・
やっと【最も遠い銀河】を通してリピートしました。

オンエア直後にあまりあれこれ考えずに書いた”お喋り〜”を読んで、ドラマの感想や伊藤さんのことなどあたたかいメールをくださった英友さんがいらっしゃいます。そのなかで・・・
>ドラマのラストは夜叉の凛をおもいだしますね。やりきれない気持ちを血がつながっていく希望でおわる。
と書いてくださったのを読んでて 涙が溢れてきました。ラストはUKIUKIも凜を思い出しましたが、気持ちはその前でストップしてましたから、英友さんの言葉に なんか救われたんですね〜。(お喋り↑了承いただきました ありがとうございます)

李京愛のハルへの想いはドラマではあまり表に出して描かれてなかったと思うけど、ハルへの理解と「どんなことがあっても・・・」の言葉を残して去っていく時の潔いまでの笑顔が素敵で、でもそんな彼女もまた切なかったりもしましたが、ラストの彼女はいっそう素敵でした。母と息子は父のぶんも穏やかな明るい光の中で生きていってほしいな〜と、改めて観てそう思えました。

さて そんな光の中で歩くために必死に生きた桐生晴之は、またUKIUKIにとって大切な存在の一人になりました。

ところで、原作はすごいボリュームでしたから、映画ではいかにも時間が足らないでしょうし、連ドラでも原作そのままを描ききることができるのかな〜って気もするほどですけど、このドラマは断片的であるようでいて この時間(前編約108分、後編約125分)としては すごく緻密に練られた脚本だと思いました。
なんていうか ハルにも周囲の人にも より強さがあって、人物像が分かりやすく描かれているという印象で、ハルの結末に至る展開に よりインパクトや説得力を持たせる展開になっていたと思います。
ハルが出てるところはすごい集中して観てるけど、改めて観るとそうでないところにも、何気ないシーンのセリフ一言に背景や経緯が練りこまれていたりするのに気づきます。また、早乙女の働きで見つけたことや、渡誠一郎が話を聞きに行った人物の話やらで、ずいぶん説明されてる部分が多かったです。ついつい、これは映像で観たいな〜とか、ハルの言葉で語ってほしいな〜と思ってしまうんですけどね。
原作を未読ならどうだったのか分かりませんが、ちなみにUKIUKIの母は原作読んでなかってもそれなりに楽しめたようですけど、UKIUKIはシーンひとつひとつ、セリフのひと言だったり、表情のひとつひとつに、そこに至る経緯を思い浮かべて観てるんですよね。それで、ハルと美里はお互いの存在が生きる支えだったと思うんですけど、その頃から変わらない真っ直ぐな深い純愛や、例えばハルが美里と 李京愛や木島浩と日陰に生きていた頃、それぞれにどう救われ ドラマのセリフを借りれば”同士”として解り合い どれほど心通わせてきたのかを、心に感じて観てるんだと思います。

しかしこれだけ豊富な内容の原作をドラマにするとなると、作り手によってどんなふうにも描けると思います。視聴者にもそれぞれに期待や好みがありますから、いつものことながら出来上がった作品に対しての思いは人それぞれでしょう。

UKIUKIは原作読んだときに、ハルが堀峰だったり浩とか茜とかにだったり また心の声でというのもあったかな〜 美里との過去を語るところは胸に沁みて切なくて号泣でした。ドラマでは回想シーンはあちこちに入りましたが、ハルの言葉で美里との過去を振り返るシーンもあったらよかったな〜と思いました。
またハルと浩ら仲間との信頼や強い絆が今も壊れなかったことに納得のエピソードやハルの言動で、彼らが心通わせ関係を築いていくシーンも観たかった気がします。
渡家族の物語にけっこう時間をかけているでしょ。UKIUKIなら渡さんと早乙女さんぐらいだけ最小限に登場の、桐生晴之メインのドラマにしちゃいたい〜。
まぁそんなふうにあれこれ思いながら観てたりもするんですけど、だから不満という気分ではなくって、出来上がった作品を受け入れて楽しむのがUKIUKI流です。

戻ってドラマでは、ハルがシャワーシーンや 茜を送った後タクシーの車中揺られながらのシーンや 木島浩のニュース流れる中ソファーでのシーンなどで、美里を想う回想シーンがありましたね。言葉は無くても、ハルの美里への想いは心に沁みて、でもただ懐かしんでいるのとは違うんですよね。シャワーシーンでは身にも心にも纏っているものを全て脱ぎ捨てて、ハルは茜に美里の面影を重ねてしまう。そして自分の心に問いかけているようで・・・、このチャンスを美里との夢の実現に活かすと改めて決意したように見えました。

ハルが美里のために這い上がるんだ!という気持ちは、全体を通してより強く描かれていたと思います。茜に対するアプローチもですし、渡に対してや、ドラマには実際登場して絡んできた淳介や吹田常務との駆け引きも、周藤とは原作でもありましたが・・かっこいい〜☆ ドキドキしました!!!

『木島は”親友”』ってハルが言ってましたね。美里だけでなく木島の思いも背負って、どんな事があっても嘘をつきとおして生きていこうと思っていたはずなのに・・・。

『美里の夢を叶えるためだったら、俺はどんなことだってする。そのためだけに生きてきた。美里のために這い上がってきた。日陰に落ちた種でも・・・』
どんなことをしてたって、美里への一途な愛に生きるハルが素敵でした☆ でも・・・
『桐生美里になることと、ハルのホテルが私の夢なんだからね』
やっとホテルの夢を叶えられるところに這い上がってきたのに、美里とのもうひとつの約束と 茜の本当の幸せにも思いを巡らせると、ハルはこの続きを生きるのではなく、ハルが選んだ自分の居場所は 美里と最後に一緒に居たあの海だったんですね。。。

ハルは美里を想って穏やかに逝ったのでしょうか。そこに無念な思いはなかったのでしょうか。
UKIUKIは 渡の個人的なこだわりさえ無かったら・・と 悔しい気持ちが残ってしまうんです。
渡は自分の人生に後悔を残したくなくて桐生を追い詰めたけど、美里の本当の願いに気づき、桐生の決意を知って、後悔は残らなかったのでしょうか。

こうして振り返ると、やっぱりこのドラマの余韻は 素敵なハルへのドキドキ☆と 切なくて堪らない胸の痛み★ です。。。



いつものように、あれこれ言い尽くせない感あるんですけど、この辺で・・・(comment 2013.2.22)