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デジャヴ


 フェリーが爆発し 500人以上の犠牲者が出た。ATF捜査官ダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、これは爆破テロだと見抜き、FBIに協力を求められます。
 彼らは4日と6時間前の映像を多角的に見ることのできるソフト”白雪姫”によって映し出される映像を利用して捜査をし、犯人に迫っていく。そこで映すべきポイントを的確に指示することを求められたダグは、爆発に巻き込まれたようでありながら、それより1時間前に遺体が発見された女性クレア(ポーラ・パットン)に焦点を絞る。この映像が次々切り替わっていくの、楽しめます。映像の中でこちらを見つめるクレアが なんともリアルで、そんな彼女を見つめるダグの表情がまた、印象深かったです。
 ところがそのソフト、実は国家機密な代物だったのです。時空のゆがみやワームホールを利用して、時を越えてリンクすることができる。わぁ〜い!UKIUKIの好きな世界や〜!!
 そこで、過去を変えられるのか!?というのがポイントになってきます。お決まりですね〜。でも、タイムトラベルをするわけではなく過去を変えようとするのが、今までにない感じで おもしろいと思いました。まあ結局するんですけどね(笑)でもおもしろかったです。変えられなかった過去のむなしさよりは、なんとか変えることのできた過去の結末に、切ないんだけど なんていうかUKIUKIとしてはスッキリ感がありました。
 観終わってから、オープニングしばらくの間だけリピートしてみました。携帯の着信音やらゴーグルやら・・・あちこちに伏線がありましたね〜。