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耳に残るは君の歌声


 貧しいロシアの村、ユダヤの少女フィゲレは、母を亡くしアメリカに出稼ぎに行った父が呼び寄せてくれるのを待っているはずだった。ところがドイツのポーランド侵攻に続く情勢の悪化で、フィゲレはひとりイギリスに逃れ、スージーと名付けられて先の見えない人生を歩み出す。
 波乱の半生・・・、言葉は忘れても父を忘れることありませんでした。父の手がかりは1枚の写真と歌ってもらった子守歌。たったひとり心を通わせ愛したジプシーの男性(ジョニー・デップ)のもとを、生き残るために去らなければならなかったところで、きちゃいました。ラスト、父との再会ではぐしょぐしょです。
 後から思うと、話がうまく進みすぎたようには思うけど、いいんです。たっぷり泣かせてもらいましたもん。