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フルタイム・キラー


 冷静冷酷に必要なら誰でも必ず殺すことで黒社会トップの殺し屋”O”(反町隆史)に対して、彼を倒して自らトップを狙う野望を持つ殺し屋”トク”(アンディ・ラウ)が”O”の家政婦チン(ケリー・リン)に接触してくる。

 全く観る気なかったけどアンディ・ラウに釣られて観てしまいました。タイトルのイメージからやたら殺しのシーンばかり見せられるのかと思っていたのですがそうでもなく、殺し屋の日常とか野望,プライド,宿命・・・といったドラマがチンの存在を絡めてサスペンス風に描かれて、物語としては面白かったです。アンディ・ラウはセクシーな雰囲気も醸し出していました。

 でも何故殺し屋”O”が日本人でトクやチンまでやたら日本語を話すのか、せめてどうしても”O”が日本人でも彼の方が日本語を最小限にして香港の言葉を話したら、作品の雰囲気がうんと引き締まって良くなると思うのですが。。。日本向けに興行的なことを考えたのでしょうか。逆効果です!