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コンフィデンス


 ジェイク(エドワード・バーンズ)と仲間は警官たちも賄賂で味方につけていろんな役を演じ分け、ある男から巧みに金を騙し取ったところ、実はその金の出所が暗黒街の大物キング(ダスティン・ホフマン)だったことから潔く詫びを入れに行ったら、なんと!500万ドルという大金の詐欺を命じられてしまう。

 たとえば「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「マッチスティック・メン」といった、思い入れを感じて応援したくなるようなのや、なんていうかサッパリした爽快感を持つような今までに観た詐欺師モノとは違って、この作品のはなんか暗い展開で悪徳詐欺集団なんだけど、その仲間意識や詐欺のために役を演じきることに徹しているところなんか、ちょっと惹かれるところもある。でも誰と誰が本当に仲間なんだろうとか、オープニングにリーダーが死にそうで、このヤマは失敗に終わるのか誰が出し抜いたのか・・・などと、見届けずにはいられなくなりました。こういった作品、ラストがすんなり終わらないのは常識!ってことで、・・・・・。