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ハリウッド的殺人事件


 人気ラップ・グループの4人が射殺された。ハリウッド署殺人課ベテラン刑事のジョー・ギャヴィラン(ハリソン・フォード)と相棒の若手刑事K.C.コールデン(ジョシュ・ハートネット)が事件を捜査することになる。

 かっこいい刑事物とはちょっと違う、二人のやり取りは何げに笑えます。それにジョーは捜査中にも副業の不動産斡旋業に余念がないし、離婚グセ(?)や借金をかかえるアレレ刑事。内務調査部マッコ警部補(ブルース・グリーンウッド)は過去の因縁から彼を潰しにかかっています。でもジョーはK.C.には優しくっていい先輩だと思います。根はいい人だってわかります。またK.C.もヨガのインストラクターを副業にしているし、刑事を辞めて俳優になるのが夢。捜査中にセリフのチェックなどしてアレレです。
 何もかもが中途半端なB級感が漂っていますが、でも憎めない。ハリウッドだったらこんなふうかも・・・と思わせるお楽しみっぽさがいっぱいです。心に響く何かやこれが最高ダという何かを期待して観ると、アレ〜ッ?!って感じかもわかりませんが、暇つぶし的に観たら、まあいいや!面白いよって感じでした。これって失礼な言い方かもわかりませんが、UKIUKIはこんな軽い映画もいいなーと思っています。