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『踊る大捜査線』劇場版の第２弾、前作から５年後今なお進化し続けているお台場は観光客であふれかえり、日常業務に加えて窃盗や婦女暴行といった地味な(?)事件が発生する湾岸署管内で連続殺人事件が発生した。すると湾岸署に特別捜査本部が設置されることになり、本部長には初の女性キャリア沖田警視正（真矢みき）が任命され、サポート役の室井警視正（柳葉敏郎）他そうそうたるメンバーが警視庁''本店''から乗り込んでくる。
いかにもっていうエンターテイメント、（UKIUKI的にはちょっと余分だなっと思った部分もあるけど）まあほどよいユーモアと所々にあるわざとらしさの演技が、思いっきり楽しませてやろうという感じで嬉しいです。初めから終わりまで面白い！といっても、メインは人情的な部分であり、今回は事件捜査を通して''組織と個人''について考えさせられることも含めて、すごく面白い！作品でした。
キャラクターそれぞれに味があっていいですね〜。青島俊作（織田裕二）の存在感が突出してなかったです。ちなみにUKIUKIが思いっきり織田裕二を楽しめたのは「ＴＲＹ」ですが、この作品の青島は周りの人たちと関わり合っている部分が魅力にもなっているので、どの人見てても楽しいっていうのが良かったです。
UKUKIお気に入りはネゴシエーターとして呼び戻された真下（ユースケ・サンタマリア）がむちゃくちゃカッコイイ！かと思うとデレ〜ッと間が抜けてしまうところ。和久平八郎（いかりや長介）と吉田副総監（神山繁）が語らうシーン。板挟みの立場でも内に秘めた信念を持ちそれを表に出す''時''を心得ている室井。仕事への葛藤を感じる青島。そして何と言っても和久が若い者の傷つくことに心を痛めるシーンや青島と室井に今後を託して去っていくシーンが胸に染みました。和久さんの存在はUKIUKIにとってこの作品の重要なポイントだったし、彼と一緒に去っていった俳優いかりや長介さんもとっても好きだったので寂しさがいっそうです。
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