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タイトルにつられて、内容も何も全く知らないのについ借りてしまった作品です。オリヴィエ（オリヴィエ･グルメ）が大工仕事を教えている職業訓練所に、ある日フランシス（モルガン･マリンヌ）という少年が入所してきます｡オリヴィエはフランシスが気になって仕方ない様子。ベルギーのお話でした。
内容がどうのこうの言う前に、ずっと眠気と闘っていました。人があまり喋らない。でも実際の生活ではこんなものかも、リアルです。映像的にもドキュメンタリーを見ているような感じですが、実はかなり綿密な演出をして念入りに撮影されたとか・・・。
前妻マガリ（イザベラ･スパール）を訪ねたオリヴィエは、彼女の新しい生活をそっと慈しむような感じ。でもフランシスのことを告げずにはいられなかったみたい。マガリは激しく動揺するのでした。
フランシスが誰なのかだんだんわかってきます。オリヴィエは心の整理をしようとしているみたいで・・・、マガリの反応には共感してしまいます。
バカをして・・・そんな気はなかったけどと、気が動転してしまったんだというのが分かって少しホッとするのですが、・・・でも、真実を告げられて、まっ先に謝れなかったフランシスを見たとたん、何もかもが納得できなくなりました。５年も償ったですってー！この少年に社会復帰は早すぎます。エリヴィオの心情さえ理解できません。フランシスを受け入れようとするオリヴィエの姿に感動しないUKIUKIは心が小さいのでしょうか。人間ができてないのかもわかりません。それに邦題の意味するところも感じられないし。。。なんか日本と重ねて考えてしまうのはおかしいのかもわかりませんが、犯罪少年の更正に携わっている方たちはどういう感想を持つのかな？と思いました。
もともと楽しむための作品ではないと思いますが、全く面白くない作品でUKIUKIとしては感動もできなかったけど、割りきれなさに価値のある作品だと最後まで観て思いました。
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