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何とも心をくすぐるこのタイトル。恋が長続きしない女性のために、女性誌コンポージャー''How to''モノのコラムニスト、アンディ・アンダーソン（ケイト・ハドソン）は、逆恋愛マニュアルとして''10日間で男を上手くフル方法''を載せることになった。あの手この手で付き合ってる男に嫌なことばかりして嫌われる女を実践、その失恋体験記を書こうというのです。ところがこちらがその気でも、実は相手は・・・。
ベン・バリー（マシュー・マコノヒー）は仕事のために''10日間で女に惚れさせる''という魂胆があって、アンディのあんまりなワガママも全て受け入れてくれて優しいのです。どっちもどっち言葉は悪いけどキツネとタヌキの化かし合いだけど、ひどいよね。人の心をもて遊ぶなんて。そんなお話腹が立ってしかたないはずなのに・・・おかしいな〜。
あ〜〜〜、アンディのキュートな笑顔、可愛らしさといったら最高です。本当になんでイヤミとかズルさとか感じないのかしら。ベンにしたって、見ているこちらまで我慢の限界を感じるような状況にも、いったいどこまでが我慢でどこまでが本来の優しさかしら。この二人がケイトとマシューでなければ、絶対受け入れられない内容です。
ラスト、アンディが彼を愛してしまったのは分かるけど、ベンは彼女のどこに？ あっそうか可愛かったんだー！納得！！とにかくケイトの魅力なしではこの作品に存在価値が見いだせないUKIUKIです。結局参考にできるような話でも感動するような話でもなく、おもしろおかしく楽しめたのがかえってよかったな〜って思います。
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