My Short Comment

THE EYE


 角膜移植手術で視力を取り戻したものの、''死にゆく者たちの姿''も見えてしまうようになった女性マン(アンジェリカ・リー)。実は彼女のアイドナーも同じ体験をしていたのだった。

 ''霊たち''は皆おとなしく、中には何かを一生懸命伝えようとしている姿は悲しく「話を聞いてあげて。」という気持ちになります。つまり恨んだり襲ってきたりするわけではないから、あまりに怖そうに怯えるマンの姿はちょっと違和感がありました。
 でもマンやドナーの女性にとって、どうしようもなかった死の''霊たち''ではなく、直後に起こる事故や災害を予知させる''霊たち''を見てもそれをどうすることもできないことこそ、恐怖と悲しさでいっぱいだったと思います。