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マイノリティ・リポート


 2054年のD.C. 犯罪予防局では、予知能力者(プリコグ)によって予知された犯罪の犯人はその犯行前に逮捕され収容所に隔離されるシステムを設立していた。
 ある日チーフ捜査官ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は自分が殺人犯として予知されてしまう。被害者はリオ・クロウ、どうして見知らぬ人物を36時間後に自分が殺すのか。追う立場だったジョンが追われる未来殺人者になり、''その時''が近づく。

 未来系SFはUKIUKIの大好きなジャンル、映像的に楽しめる未来シーンがいーっぱいありました。またサスペンス・アクションでもあり、そこにかつて最愛の息子ショーンを失ったジョンの悲しみが加わります。
 でも・・・、個人的に嫌なところ、どうして?って思うところもいっぱいで・・・、特に、犯罪予防システムという発想は興味深いのですが、プリコグの人権は?!!って根本的なところで受け入れられないので、ジョンがいくら頑張っても息子の事件へのこだわりが感傷的でも、ずっとストーリーに入り込めないまま観ていました。''その時''まで!
 その後の展開はサスペンスの要素が濃くなりますが、それまでとは全く違う気分で観ることになったUKIUKIです。