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バースデイ・ガール


 平凡で人はいいんだけど女性に恵まれない銀行員ジョン(ベン・チャップリン)は、インターネットを使いロシアから花嫁ナディア(ニコール・キッドマン)を迎えることにする。ところが彼女は英語が全く喋れない。それでもジョンはナディアがただ一人の女性だと感じ始める。
 そして彼女の誕生日を祝おうとしていると、突然ロシアから2人の男が訪ねてきて、ジョンの人生はとんでもない方向に進み始める。

 なんとなく勝手にこれはどろどろっとしたコワ〜イサスペンスかなと思っていたので、全く違ってかる〜い雰囲気で始まって、ちょっと面食らってしまいました。これは ''サスペンス・コメディ'' だそうです。
 まあフツウって感じの作品でしたが、面白かったです。なんでそうなるの、しっかりしなよジョン!ってふうでしたが・・・。ニコール・キッドマンのいやーなわるーい女、良かったです。彼女と二人のロシア人が“流暢”かどうか全然わからないのですがロシア語と片言の英語を喋りまくるし(わかる人が観たら違った面白さがあるのでしょうね)、人の人生台無しにするクズのようなヤツらだけど、真面目に腹を立てるような作品でもないので、面白おかしく観ることができました。