Comment page 2008.9.19 renewal


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ダイアナの選択
THE LIFE BEFORE HER EYES    (2008)


 観終わった瞬間、えっ!???しばし呆然としてしまいました。
 なんとなくTV録画してあったのを観たので、予備知識は”銃乱射事件に遭遇したダイアナって女性が、犯人に(救われる?or殺される?のは)自分の命か親友の命かという選択を迫られる”ってだけ!でした。

 あっいきなり?って思ったら、シーンが変わったし、その後高校時代と15年後のシーンが行き来しながら展開していきます。高校時代のダイアナを演じるエヴァン・レイチェル・ウッドって ちょっと不良少女な感じが上手いわ〜綺麗な女優さんね、ユマ・サーマン(大人のダイアナ)が普通に母親役なんだ〜と思いながら、けっこう重い内容だけど嫌気がしないで、なんか引きつけられていって観入ってしまいました。すっかり、青春ドラマを乱射事件と絡めて人生のドラマに膨らませたものを観ているって感覚だったのですけど、ラストに行き着いたとたんに これってミステリーやったん!?えっ!???

 乱射事件と自分の選択のトラウマを抱えながらも、懸命に人生を歩んでいるダイアナだと思ってたんです。終盤になって、後に夫となる教師の言葉を支えに幸せな人生を生きようとしていたのね〜とも思いました。「将来のなりたい自分を想像する」って、「想像して生きれば、そうなれる可能性がある」ってことでしょ! これって作品のメッセージかな、いいなぁそうしたいなぁと思ったんです!! ところが・・・ ダイアナの選択って・・・!!!

 これって、15年後はダイアナの意識に駆け巡った走馬灯なのでしょうか。それ以外に、何か答えがあるかなぁ。。。これは、もう一度リピートしたら、いろんな伏線やらヒントが見え隠れしてそうでおもしろいかも〜って思ったりもしますけど、まぁいいです。
 構成が巧かったんでしょうか、おもしろかったです。 (Comment2011.1.12)