Comment page 2008.9.19 renewal


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彼女が水着にきがえたら
(1989)


 「彼女が水着にきがえたら」っていうのは、イメージタイトルって感じですね。内容は、一生 餓鬼っ子な男たちの海賊ごっこと宝探し。50億円?のお宝を積んで墜落し海中に沈んでいるという朝鮮戦争時のDC−3輸送機を、大塚(谷啓)吉岡文男(織田裕二)高橋裕子(田中美佐子)らの仲間と 山口(伊武雅刀)の仲間の 二つのグループが競って探している。ひょんな事からダイビング中にDC−3の残骸を見つけてしまったOLの田中真理子(原田知世)と石井恭世(伊藤かずえ)は、そんな夢におつき合いすることになります。しかし密かに、怪しい組織も動いていたのです。

 これは「私をスキーに連れてって」を制作したホイチョイっていうプロダクションの青春映画第2弾だったそうです。なんとなく よく似た空気が充満している感は ありましたね。
 「私をスキーに・・」は前に観てね、ストーリーはともかく、スキーこんなふうに滑れたら楽しいでしょうね〜!って思いました。
 そういえば「彼女が水着に・・」も公開当時、ダイビング人口が増えたとか。また、今やインストラクターさんになっちゃった誰かさんが、ダイビングのきっかけを質問されてのことだったかで、この映画を観てダイビングしたいな〜と思っていたというお話をされてて、ちょっと気になってたんですよ。いつか観たいな〜って思ってました。

 っで観たんですけど、まぁ〜〜〜 いかにも湘南の雰囲気?!(←勝手なイメージです スミマセン) クルージング・パーティーやら海賊ごっこやらの 陽気で軽〜い(≒軽すぎな)ノリから始まって、いえそれよりバブル景気時代の雰囲気?! って感じで、余暇をリッチに満喫している人たちの あのノリったらぁ(笑) まぁそれにしてもパワー溢れてるのがいいじゃん!と思って 楽しまなきゃね。
 マリン・スポーツや もっとマリン・レジャーという広い範疇にあるかな、立派なクルーザーやボート、水中スクーター、水上オートバイ、ホバークラフトや潜水艇まで、ヘリコプター飛ばしてるし金属探知機持ってるし、服装や車もオシャレやし、潜水マスクもあれっ?!って〜の突然使ってたり・・・ 高価なアイテムが次から次へと登場してます。まぁ映画ですから、夢のような世界で 夢のある遊び(←失礼!)に一生懸命な大人たちを眺めているのも楽しいです。
 しっかし、ダイビングシーンは・・・。お上手ですけどね、DC−3探しだったりでダイビングそのものを楽しむシーンは ほとんどないでしょう。それより海がね、砂地で浅くて何にもない海の中、魚たちはほとんど泳いでないし、珊瑚礁や海草なども見あたらず、地形的にも面白そうな所は DC−3の残骸(ここは潜って行くには初心者にはちぃ〜と深かったんですけど・・)の手前にちょっとだけだったかしら。水中スクーターを乗り回して遊ぶしかないよね〜。UKIUKIとしては、この海でのダイビングは微妙かな〜(笑)

 まあとにかく 命の危険だって絡んでのお宝争奪戦も、誰が取っても盗られても、忘れちゃならないロマンスも、アハハ♪と笑って眺めてたのでした〜。 (Comment2010.7.8)