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タイムマシン


 1899年ニューヨーク、ガイ・ピアーズ演じる天才的な科学者風(?)の男アレクサンダーが殺された恋人を救おうと、タイムマシンを造って過去から未来へと飛びまわる物語。いくら何でもあのマシンでは・・・とかツッコミを入れたくなるところがいろいろあるけど、原作が1895年に書かれたSFだということで、納得する部分もありました。

 ロマンチックでレトロな感じの前半から、中盤・後半へと雰囲気がガラリと変わっていく展開には、ちょっと馴染めなかったです。
 「過去はどうしても変えられない。」という真実に当然(?)行き着くわけですが、それに対してラストにどう折り合いをつけていくかが見どころで、こういうジャンルの作品って好きなんです。この作品の場合は、過去に戻ってうまくいかなかったら未来に行って解決を・・・、そして男が選んだ道は、ん〜〜〜複雑な気分です。タイムマシンものは、難しいなーと思いました。