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モントリオールの税関ビル、地下金庫から高価な押収物を盗もうとする窃盗団のお話。ふと、それが盗まれたからといって個人的には誰も傷つかないんじゃないかと思って、気軽に楽しめるクライム・サスペンスでした。 　プロの仕事は、それがたとえ金庫やぶりでも見事です。ロバート・デ・ニーロが、体力にはちょっと不安があるものの、職人技の見事さを印象付ける貫禄がありました。 　エドワード・ノートンの雰囲気は、なんとなく「ユージュアル・サスペクツ」を思い出してしまいましたが、ラストはあんなにうまくはいきませんでした。