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クローン


 近未来、地球制服をねらう惑星ケンタウリと戦う地球。2079年、特殊兵器開発局のスペンサー・オーラムは、ESA(地球保安局)スパイ捜査任務のハサウェイに拘束され、自分がクローンを元につくられたサイボーグだと告げられる。身に覚えがない彼は逃亡し、スペンサー本人であることを証明しようとする。

 異星人と戦う近未来の地球、ドームに守られる都市。ハイテク装置の数々・・・。そのうえクローンときたら、私にとっておもしろくないわけがありません。
 スペンサーは、ケンタウリが送ってきたクローン・サイボーグなのか、最後まで確信を持てないで観られたのがおもしろかったです。でも、ちょっとこれは・・・と、私には納得できないところがいくつかあって、のめり込めなかったのが残念です。そのせいもあるのか、ラストは不意を付かれてしまいました。おみごとでした。
 おまけですが、脊椎の骨のような追跡装置(?)やラストでのスペンサーの目は、Xファイルにそっくりで、ちょっと嬉しくなっちゃいました。