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ドラキュリア


 吸血鬼というとXFの「吸血」や「トリニティ」の場面を思い浮かべて、全然関係ないのについ観てしまった映画です。

 ロンドンのカーファックス造物館から棺桶が盗まれ、ドラキュリアが復活します。これはアブラハム・ヴァン・ヘルシング氏が、どうしても根絶できない一体を封印していた吸血鬼でした。彼は長年ドラキュリアの血で自らの命を永らえながら、根絶の方法を模索していたのです。
 またヘルシング氏の娘マリーは、度々見る悪夢に苦しんでいました。それはしだいにドラキュリアと同化したようにエスカレートしていきます。

 ストーリーの設定は興味深いし、何よりも私にはヘルシング氏のキャラがなぜかよかったです。
 前半はおもしろそうだなっと思って観ていましたが、ドラキュリアや吸血鬼たちが戦いはじめてくると、私には心に響かないシーンの連続で、あぁもったいないな、違った映像表現できなかったかなと思いました。