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近長谷寺(通称:近長さん/長谷観音)最大の年中行事(節分から数えて初めての18日を初観音として各地で催される行事)で、厄除け祈祷・合格祈願・家内安全などの祈祷・祈願の他、火渡り護摩法要や厄払の餅投げなどを行っています。なかでも、厄年の方々からまき手を募る厄払いの餅投げは特に人気で、厄が手から離れた瞬間に観音力により福餅に替わり拾い手側に幸運をもたらすと伝えられています。数多くの老若男女で賑わう「近長谷寺」で一番盛大な行事で、「一八会」では、PR活動やバザーの出店、行事のサポート等の役割を担っています。 |
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彼岸百万遍(大数珠回し供養) 3月21日、9月23日 |
古くから長谷地区に伝わる彼岸の行事。春と秋の彼岸には里人が地蔵堂に集い、ご先祖様の供養のため大数珠を回します。「我昔所造諸悪業 皆由無始貪慎癡
従身語意之所生 一切我今皆懺悔」の懴悔文に始まり、「真無阿弥陀仏・・・・・・」と唱えながら、大数珠は時計の反対に回します。
古くは各地で行われたと聞きますが、近在では当地区に残るのみとなり、古くから伝わる無形の文化財として、受け継がれています。 |
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地域おこしの一環として「古里の景観や農業の大切さや稲作文化を後世に伝えよう」と、平成10年に創設。きっかけは、写真愛好家の会員から「被写体としても希少な車田を作り、たくさんのカメラマンと協働して広く“ふるさと長谷”の魅力を伝えよう」との提案に呼応したもので、一八会代表である逵さん所有の水田を、地域の人たちの協力を得て実現したものです。そして「一八会」と「地元佐那神社の久保宮司」との協働という形で行われています。
「車田」は円形で車の車輪の形をしているところから名づけられたもので、現在は新潟県佐渡と岐阜県高山にしか残っておらず、新たに三重県多気町の新名所として、多くのカメラマンや観光客の目を楽しませるものと期待されています。 |
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四万六千日とは、この日に参拝すると四万六千日分参拝したことと同じ功徳があるというご縁日のこと。一升分の米粒がおよそ四万六千粒あるとされ、これを人間の一生にかけていると、言われています。四万六千日を年数になおすと126年に近い年数になります。人間が心身に気をつけ、病気や事故にあわなければ、人間はこのぐらい長生きでき、一生を無病息災で過ごせるようにと願った数字だと伝えられています。
近長谷寺では、8月9日の夜から10日の朝にかけて表参道に電気を灯します。 |
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虫送りとは日本の伝統行事のひとつ。農作物の害虫を駆逐し、その年の豊作を祈願する目的で行われるものです。
長谷地区に伝わる「虫送り」は「精霊送り」とも呼ばれ、五穀豊穣と、先祖の供養を願って、毎年8月17日の夕方に行われています。
太古のふれ込みに合わせて、各戸が麦わら(最近は少なくなりましたが)で作ったたいまつに、仏壇でつけた線香を差して持ち寄ります。鉦と太鼓で念仏を唱えた後、一斉に火をつけて、鉦と太鼓を鳴らしながら地区のはずれまで約200mの田んぼ道を練り歩きます。
古くは各地で行われたと聞きますが、近在では当地区に残るのみとなり、古くから伝わる無形の文化財として、受け継がれています。
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文字どおり車の車輪のような円形の水田で、地域おこしの一環として「古里の景観や農業の大切さや稲作文化を後世に伝えよう」と、平成10年に創設。収穫された「初穂」は、地元、佐那神社を通じて伊勢神宮へ奉納されるほか、地元「佐那神社」や「近長谷寺」の春季大会式(2月18日)の厄払い餅投げの餅米として奉納されています。
刈り取られた稲穂が車田の中心から放射状に並べられる様は、まるで車の車輪そのもの。カメラマンならずとも必見の光景です。
また、昨年収穫したもち米で作った「おはぎ」が来場者に振る舞われ、収穫の喜びをともに分かち合っています。 |
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古くは、地域の青年団が年末恒例の除夜の鐘つきを行ってきましたが、毎年訪れる人から「何とか沢山の人達に呼びかけて、いっしょに除夜の鐘をつけたら楽しいのに...」とのアイデアから、1988年に口コミで呼びかけ約50数人が参加、翌1989年には100数人、その後150、300、500人と年を重ねる毎に参加者は増え続け、現在では350人ほどが参加する一大行事になっています。
参道には5m毎に電球をつけ、2台の発電機にて参道に明かりを灯して参拝者の足元を確保し、境内では、「年越しそば」、「ぜんざい」、「甘酒」などを無料でふるまい、除夜の鐘つき参加者には新しい年の「絵馬」をプレゼントし、“百八つの煩悩を払って行く年に別れを告げ、来る年に新たな願いを託す”という恒例の行事になりました。なお、この行事は全て「一八会」の企画・運営で行われ、会にとっても最大のイベントとなっています。 |
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