エビネ

ラン科の多年草

檀家の中にエビネを専門的に育ててみえる方がいて、たくさんの株を植えてもらいました。半日陰の条件にあうと、毎年4月末頃から、色とりどりの花を咲かせてくれます。観音堂横と
高台には、エビネ園もあり、合計300株
にもなるようです。ひと株ごとに優雅な
名前が付いていますがとても私には覚え
きれません。

<高台のエビネ園>


ウラシマソウ

(浦島草)サトイモ科の多年草

駐車場から少しあがった山裾に変わった山野草があると
教えてもらって、カメラを片手に山を歩きました。なんとも
変わった草でした。濃紫色の花(?)仏炎包というのだそう
です。ここからまるで釣り糸のような繊維が出るそうですが
、写真を撮った時にはすでになくなっていました。


マムシソウ

(蝮草)マムシソウ科の多年草

上のウラシマ草と同じ時期に同じような山に生えています。茎が蝮のようなまだら柄があり、ちょっと気持ちが悪いです。春の山野草です


ヨウシュヤマゴボウ

(洋種山牛蒡)ヤマゴボウ科の多年草

本堂裏の杉山を切り開き、花木園を造ったら、植え込みのツツジの間や、
日当たりの良い斜面にいっぱい生えてきました。大きいのは私の背丈ほ
どもあります。牛蒡と言うだけあって、50pぐらいのを引き抜くと、立派な
牛蒡根があります。この根は有毒で、利尿作用のある薬になるそうです。
4月頃に芽を出し、夏の間中、太陽を謳歌するように成長します。


ヤブミョウガ

ツユクサ科の多年草

図鑑には山野草に分類されていますが、境内の隅に自生しています。(大蓮寺はほとんど山の中と言うことです。)固く細い茎の先に白い球形の花をつけます。3,4段になっていてユーモラスです。一輪ざし用に使います。葉は緑が濃くて艶があり、しっかりしているので葉蘭の代用も出来るかなと思っています。(お盆の時にだんごの下に葉蘭を敷くのですが最近葉蘭がすくないので。)

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