スイレン

(睡蓮)

睡蓮科の多年生水草

境内に池を造成した折り、造園業者さんに何株か植えてもらいました。丸くて固そうな蕾が、少しずつ水中から伸びてきて、水面に花を開きます。花が開くタイミングもあって(午前中がいいようです)シャッターチャンスは、意外と難しい花です。夏の風に揺れる水面に浮かんで涼しげに咲く様は見ていると時のたつのを忘れさせます。


コウホネ

(河骨)

スイレン科の多年生水草

この名前の由来は黒褐色の根茎の内部が白く動物の骨に見えるから
とか。池が出来たとき檀家のかたから頂きました。スイレンに比べると
茎も葉もしっかりしていて丈夫そうですが、花は小型で可愛らしく、葉の
陰に隠れてしまうことも。


<蓮池の全景>

オモダカ

(面高) オモダカ科の水生多年草

池が出来たときに檀家さんからいただきました。睡蓮やコウホネが水面や、水面近くに葉を広げるのに対して、オモダカは水面から50pほども垂直に茎を伸ばします。池の景観が立体的になる気がします。花は小さくて葉の陰に隠れていますが、可愛い花です。


ホテイアオイ

ミズアオイ科の水生多年草 南米原産

昔からポピュラーな水草。しかしその繁殖力はすさまじく、あっとい
う間に株を増やし、池の水面を占領していきます。ユーモラスな葉と
茎の形ですか、花もなかなかきれいです。ただ花の寿命は短く、
じきにしぼんでいきます。